anemone

ぼんやりしたり、うっかりしたり。

夢道場 に行ってきた

会社休みの日に仕事場の近所まで来るのは、なんかヘンな感じだ。でもま、行くでしょう、テリトリーのほん近所までお越しになるなら。くら寿司スタジアムに行ってきた。ワタクシ恥ずかしながら野球場という場所に行ったことない。勝手全くわからず。何時位前から行っといたら良いやら、とりあえず明るいうちに着かないと不慣れな場所で迷子になっても困る。原池(ばらいけ)公園は広く、体育館や室内練習場、遊具のあるエリア、バーベキューエリア等々新しい施設がゆったり配置されている。バーベキューエリアが格好良い。

設計コンセプトを読むと、密集した住宅地の憩いの核として、訪れた人々が思い思いに休息できる開かれた木陰のような場所をつくることを目的としたそうだが、現在はテーブルにそれぞれBBQグリルが置かれふらっと訪れて休憩する、という雰囲気ではない。一年以上経って開かれた木陰も何も、今やもう純然たる焼肉スペースなのね。

さてさて球場には4時過ぎ着いて、200人弱ぐらいの入場待機列。5時に開場。その頃には列も伸び、最後尾は遥か彼方。大体7割がた観覧席が埋まる。いやコレ雨降らないで良かったですねー。こんなん中学校の体育館では入りきらなかったでしょ。開始時間まで買ってきたパン食べて暇つぶし&腹ごしらえ。

お、野球少年たちがわらわら出てきたぞ、ちょっと多くないかね、人数。時間通りに始まり、藤浪先生のキャッチボール教室、森先生のバッティング教室、小学生ピッチャーvs野球選手の1打席対決、ジャンケン大会、プレゼント抽選と続く。後半段取り悪くキャッチャーの防具が届かなかったり賞品が足りなかったりで、ぐだぐだになっていく。それは悪いことばかりではなくて、間を持たすために急遽藤浪先生森先生のロングティーバッティングが行われたりして。そうそう、残念だったのは、藤浪選手の投球が見られなかったこと。バシッと投げるとこ見たかったなー。その代わり素振り・バッティングようけ見せていただきました。小学生楽しめたかな。森先生のバッティング教室で、素振りの時は仮想ピッチャーを立ててそれを意識しながらバット振ると良いとの指導、その教えに則って素振りの構えをする小さい子に向かって投球モーションをしてあげる藤浪選手。優しー、一生の思い出よね。

ここのところずっとキャーキャー言うてきた藤浪選手、ナマ藤浪がすぐそこにいてはったわけだが、勝負の場ではないからかな、なんだか普通に見ている自分がいた。例えば97年厚生年金中ホールで初めて見た山崎まさよし氏に対するわぁぁぁーっと心揺さぶられた感じ、ではない。ほれほれ3塁側もっと下がって!ファウル飛ぶとアブナイから下がって!って言いながら小学生を仕切る藤浪先生。いいにいちゃんでした。

一応行ってきた記念に画像を貼ろう。きっといろんなところにちゃんとした写真は出るだろうから一枚だけ。ギュスターブ・モロー「出現」のポーズの藤浪先生。

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