おぉ!久しぶりのインタビュー記事!嬉しいなぁ。
やはりねー、シラキュース寒いよね、4月だと弘前と同じ平均気温だものなぁ。そら故障も出るわね。
米国で初めてのケガ、長期離脱となったので、もどかしい日々ですし、落胆もしました。そういう感じです」
――肩の症状とは。
「自分の中では、そこまで時間は掛からないかなと思っていましたが、向こうのリハビリというのは厳格で、画像上、炎症が写ったから2カ月くらいは掛けるという感じになりました。(米国)1年目に64試合投げた影響も無きにしもあらずなのかなとは思います。ただ昔から多少なりとも(張りは)あって、それを抱えながらやっていた部分はあったので、それがポンと64試合投げたことで出たのか、それとも長年やっていて、たまたま出るタイミングだったのか…それは、どちらかは分かりません」
――状態は戻っているのか。
「今は全然、問題ない状態です。むしろケガをしたことでリハビリに入って、肩のコンディショニング方法を全体的に見直して、それが功を奏しています。前までキャッチボールの最初は違和感を感じることが多かったんですけど、それが完全に消えて、今はとてもいい状態で投げられています。かなり、いいですね。アップ前の準備の仕方とか、やり方もちょっと変えて、それがハマっています
ずっと若い頃から肩の違和感を抱えながら投げてはったんやね。で、それの解消にじっくり時間をかけてリハビリに取り組むことができた。これもしアメリカ行ってなかったら、佐々木選手が受けたように藤浪がまたサボってると謗られてたかもしれん。そして違和感が完全に消える前に次のステップに行ってたかもしれんと考えると、メッツに感謝だなぁ。ずっと、肩が壊れたとしてもチャレンジする!って言ってはって、あれ?投手って肘が壊れたとしてもっていうのが覚悟かと思ったけれど肩なんやねと思ったが、もともとずっと不調のタネは感じ続けてはってダメになるとしたら肩からだなという予感があったということなんだな。それが解消された。めでたい!
――長いマイナー生活を味わったが。
「もちろんメジャーに比べれば環境は良くないですけど、日本の皆さんがイメージしているほど悪くもないです。
そそそ、これこれ。上沢選手が、マイナー生活が辛かった、早く日本に残した家族と会いたかったとおっしゃったことで、ほとんどの日本人はマイナーリーグ生活に対してものすごく陰惨なものをイメージしたのではないかな。どう?私はしました、単純なもんで。でもそうでも無かったと。タフだなぁ。ま、ほぼ2メートルのミステリアス東洋人大男にちょっかいをかける輩はおらんか。
プエルトリコリーグはラテンのノリ、ガツガツしているのは少数派で皆野球を楽しんでる感じとのこと、設備はイイカゲンみたいだったけれど、でも、行って良かったですね!
――今オフは関東を拠点に自主トレ。その理由は。
「手塚一志さんという方が指導されている『上達屋』という施設で練習させてもらっています。(広島)大瀬良さんとかも行っておられるところですね。そこがメインです。野球の動作的な部分の習得を目指しています」
へぇぇ。そういう施設があるんやね。追記:↓こちらがその施設で撮った画像でしょうか、どうなんだろう。coelacanthさんお借りします。
これに続く理論的なこと「投球するために絶対に入る動きのドリル化」ってナンぞい?きっと野球に詳しい方には良くわかる話でしょうが、私にはサッパリ。昨春に投球フォーム見た時に、投げる前にせわしなくいろいろ、足あげて一回横向いてポンとしてからエイッと投げてってやってはるなぁと思ったもんです。それがシーズン中だんだんシンプルになっていき、今度もっと単純化するということかな。春に完成したフォーム見るのを楽しみにしておきます。
――最後に25年にかける思いを。
「正直、凄くいい契約というのは、ないと思うので、どんな形であれ、はい上がることにはなると思います。だから本当に月並みですけど、頑張るしかない、やるしかないという思いです。せっかくアメリカに行っているので、一旗あげてやりたいという思いはもちろん、あります」
私は自分がそうなモンだから、昨年分の税金払わないといかんだろうし懐具合も大変だろな、なんて思ったり。今年は単身での渡米だろうか。とりあえず、お元気そうで何より!一旗もニ旗も上げちゃってください。良い知らせが届きますように!