anemone

ぼんやりしたり、うっかりしたり。

記事収集

藤浪選手祝マリナーズとマイナー契約、チャンス到来!ということで、あれこれMLB関連メディアに取り上げられたりマリナーズ関連のメディアに取り上げられたりした記事を集めておこう。これから先はキャンプ始まる来月の12日?13日?そのあたりまではそうそう動きは無さそうね。

すんなり記事が貼れるものもあればX経由でないとリンク貼れないものもあり、なんでだろう。きっと何かやり方が間違っているんだろうな。記事は皆昨年マイナー生活だったのは肩の故障のためだとの記述があり、わかってらっしゃる。日本メディアはシーズン中は彼の肩の故障には触れず、藤浪はずーっと不調なのでマイナー生活と思わせてたが、今回の契約報道、お得意の海外記事をそっくり持ってくる記事をあげたことで、藤浪って怪我してたからマイナーだったのねと知った日本人も多かったのではないかな。そしてウインターリーグでしばらく早い回で降りる状況が続いて、もしかして逆効果?みたいな心配をしてしまったが、ウインターリーグでの成績も好意的に取ってくれてて、プエルトリコ行って良かったですね!向こうのこうした数々の記事からFujinamiはもしかしたらもしかするんちゃうん?という期待が読み取れて嬉しい。そうです、Fujiはもしかしちゃうんです!ElsieさんもFacebookにいるあちらのマリナーズファンは概ね歓迎ムード、と教えてくださった。待っててや、シアトルの皆さん!日本の雷神がマウンドに降臨しますよ!

実際問題として藤浪選手にどの位チャンスはあるのか、そしてマリナーズにはどんな投手がいるのか教えてもらう。はいはいイケるんちゃう?ね!寒いタコマでの試合よりも、暖かいスプリングキャンプの方が実力発揮できそうだから、短期決戦の様相でキャンプのうちに結果出しましょう! 今は力を蓄える時期、開花はもうすぐ!

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まだそこには到達していない彼

いろいろぼんやり考えたことをアトランダムに。

まずは藤浪晋太郎選手の一連のInstagram男の休日投稿。銀座のお寿司で一献、次の日は競馬で当てて。となるとその次は常套句通りにいくと「買う」になってしまいますが、そこはねー、ちょっとねー、考えたくないかな。んー。まぁ、一般論としてハニートラップにはお気をつけあそばせ。

さてさて、マリナーズといえば116 Winsさん。youtube待っておりました。そっかー、基本マイナーで頑張って、チャンスが来たらマリナーズに呼ばれるかも、という感じで思っておけば良いのですね。投手改造にたけているのもちょっと不安要素。去年のこともあるしあんまりいじくりまわしてほしく無かったりする。ぽせいどんさんが招待選手がロースターに入るのは、2つの枠を15人くらいで争うイメージと答えてはった。なかなかハード。藤浪選手が一つもらうから、後の一つを14人で争ってね。

いやーもうね、そのシーン、実現して欲しいっ!泣くよ?

佐々木朗希選手を巡ってのエントリ。まず日本でよく聞いた、球団を優勝に導いていないとか手を抜いてるとかワガママとかローテを一年守ってからとか。私は野球は全くと言っていいほど詳しくないけれど、160をバンバン投げることが人間という生物の体にとって「できるからって調子に乗ってやり続けると痛い目にあう」ことだってのは容易に想像つく。あ、なんかヘンな音してるなーと感じたら、車から降りて調べると思うんですよね、変な音してるけどハイウェイで160キロ出すぜ、皆が期待してるから!ではすぐに壊れて動かなくなるでしょう。登板回避ってそういうことなんと違うかな。その他、ファンがあれこれ否定的な考えを呟くけれど、そんなこたぁ向こうも重々承知だわさってのがこの記事。

「しかし、彼はまだそこに到達していません。」ごちゃごちゃ言う人らはこの記事声に出して3回くらい読みなはれ。あれこれ素人がケチつけることくらい、向こうはちゃんと考えてはりますよ。

そうそう、まだ佐々木投手は球団へ恩返ししていない、何それ?鶴?見てはならぬと言うたに…みたいな?そもそも佐々木選手や大谷選手みたいにすでに相当な実績のある選手と、中南米の若い選手とが同じカテゴリーになってしまうのがおかしい。他の若手選手にも迷惑かけるし。いや、日本人独特の「金銭よりも夢の実現が尊ばれる精神」がこれまでのMLBの価値観からしたらアブノーマルなだけか。若い実力ある選手が、義理人情に縛られたNPBから海外へ出て行く道筋を整えて欲しいと思うなぁ。そしてもしも挑戦に失敗して戻る時も、選択の自由はある程度認めて欲しい。成功する前提で制度を作るのではなく失敗した時のことも盛り込んでいくべきで、義理人情は極力排除してね。

ハイポネックスを買いにホームセンターへ。ついでにマーガレット購入。たくさん蕾をつけているので楽しみ。

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マリナーズ!

朝からどんどん日本人選手の契約情報が流れてきて、びっくりするやらホッとするやら。まずは藤浪晋太郎選手、マリナーズとマイナー契約なる!にこさんがこないだのスタバの可愛い飲み物はお祝いかもとおっしゃってたけれど、鋭い!それだ!マリナーズに決まったんで、シアトル発祥のスタバ行って、いつもは頼まないちょっと派手な飲み物をオーダーしてみはったんでしょうね。

招待選手としてスプリングトレーニングに参加。スプリット契約とはなんでしょう。ちょっとお勉強→メジャーリーグではよくあるスプリット契約 メジャーに上がる可能性が高いから、ウチ以外のどこにも流れないように先に上がった時の条件つけとくわ、と。

マリナーズは投手育成には自信があるみたいね。ファンもこの契約を聞いて、ウチのピッチングラボなら彼をスゴい投手に出来るぜ!との声。良いねぇ、嬉しいねぇ。ボルチモアも「ウチの投手コーチ陣は優秀だから!」と自慢してたな。藤浪選手もそれに応えて努力し結果活躍につながった。メッツは「新しい機材を揃えたすごい施設作ったし!」藤浪選手のリハビリはそこでじっくり行われて、肩の不調は無事解消した。良いねぇ良いねぇ。自慢できるコーチ陣やら施設があるって素晴らしいな。どうしてマリナーズなのでしょうかというあたりは詳しい方の解説を拝読。

あー、そういう傾向がチームにはあるのですね。私などは、シアトル寒いところって聞いてるんでダイジョーブかしら夏男、と心配してました。ほら去年シラキュース寒すぎて難儀してはったような印象がある。先発に関しては、そんなに固執してはれへんのと違うかなと感じるのですがどうでしょうか。阪神時代の負の遺産とも言うべき肩の違和感、これがメッツでのリハビリで解消したと先のインタビューで言ってはったので、本当に今年はバリバリやってくれはるんと違うか!と期待しています。えーっとアプリのMLBのmyチームをマリナーズに、MiLBのmyチームをタコマに変更と、これでいいんかなー。

シアトルかぁ。雨がいっぱい降って寒いイメージ。そして映画「Sleepless in Seattle」  めぐり逢えたら のことは以前に日記に書いた。

オリオールズファンのアニーと家族でカブスの応援に行ってたサムが、共にオリオールズのブルックス・ロビンソン選手のファンであることが契機になりシアトルで恋に落ちるわけですよ。今度は藤浪選手見にT -モバイルパークに行ってください!

そしてそのボルチモアで「なんでやねーーん!」と嘆いてはるんが、Fujiがお好きなライアンリプケン氏。

そしてそして佐々木朗希投手。ドジャースで頑張ってください。様子見ぃ見ぃ大事に育ててくれそうなイメージありますな。最初っから一年フル回転してもらうぜって事は絶対ないでしょうから、自分の体とよく話し合ってじっくり時間をかけて大成していってください。焦らずね。ただ、やっぱり残念な気持ち。一極集中ではなく、もう少しいろんなチームに力のある日本人投手がバラけていて欲しかったなぁ。30チームあるんだから。で、対戦して勝った負けたってやって欲しかった。ま、これは言ってもせんないことですが。シーズンが始まったら、また毎日毎日毎日ドジャースの試合が放送されることになるですね。青柳選手も滑り込みのような形でフィリーズとマイナー契約。キャンプ招待選手という事は藤浪選手と同じ感じな契約でこちらもみなさん心配してたから、ホッとしましたよねー。チャレンジできる時にチャレンジしよう!以前藤浪選手が感銘を受けたとおっしゃってた「ゼロで死ぬ」という概念とよく似た発言が流れてきたので採取。

特にねースポーツ選手は自分が納得いく成績を残せる期間は限られていると思うので、よっしゃやったろ!と思い切った時はどんどん行動していって欲しいと思います。勇気ある日本人選手たちに幸あれ!

 

 

その日の朝

激しい揺れで目が覚めた。三十年前。2DKに一家四人暮らしていた。揺れに対する設置方向の関係だろうか、本棚が3本あり本や雑誌が詰まっていたが倒れることなく、寝ている頭部分に置いてた本棚の上から、ビデオテープの透明ケースが一つポコっと落ちてきただけだった。揺れは長かった。いっしょに寝ていた子どもらに掛け布団をかけ抱き寄せようとしたが、左腕に旦那さんがしがみついていたのでままならなかった。

 テレビで宮田アナが神戸で地震ですと告げていた。が、家の中は何も倒れず壊れずだったので、いつも通り子どもを幼稚園に行かせるべくパンやバナナなどを食べさせたが、肝心の幼稚園があるのかないのか電話が繋がらない。駅まで様子を見に行ったら(電車通園だったもんで)電車は止まっていた。そらそーだ、今から思うとね。それからは家でずっとテレビを見ていた。横倒しの阪神高速、黒い煙をあげ続ける神戸の街、村山総理の眉。

ちょうどその時マンションの買い替え手続きを済ませ、新しい方のリフォームを始めたところだった。これがどちらかでも建物に大きなダメージがあったなら住み替えは無理だった。また、ありがたいことにフローリング等の資材をすでに運び込んでいたので、遅れ遅れながらもリフォームできた。そこまで進んでいなかったら、資材が到底手に入らなかっただろう。その代わり完成後の支払いのはずが、リフォーム業者さんに「申し訳ないがうちらを信用していただいて、すぐに全額欲しい」と言われ工面した。リフォームが出来上がり引っ越す段になり、以前からお願いしていた引っ越し屋さんに見積もりに来てもらった。大手ではなくママ友クチコミ(あの会社のあの人が良かった)で決めた引っ越し屋さんは神戸に会社があった。見積もりにきてくれた人は、親戚を地震で亡くしたと話してくれた。そんな時にごめんなさいと言うと、仕事があって稼げる事はありがたいですので、と言われた。事前に運び込まれたパッキンのロゴはバラバラで、神戸のいろいろな引っ越し屋さんからかき集めた風だった。

実家は浴室の壁が落ち、駐車場の屋根は隣からの瓦で穴が開いた。姑は倒れた本棚で顔を打ち足を怪我した。身内に死者は出なかった。校区に大きな公園がありそこのグラウンドに仮設住宅が立った。そこから何人も児童が小学校に通ってきていた。もう30年経つのか。あと30年の間に南海トラフ地震が起こる確率は80%。明日起こるかもしれない、一週間後に起こるかもしれない。私が生きているうちにもう一度あれが起こる可能性大、なのか。

キャロル キング  "I Feel The Earth Move" アルバム収録バージョンよりも後年のライブバージョンの方が好き、でも「Tapestry」のジャケットは好みなので貼っておこう。猫っちのそれ以上近寄ったらシャーするぞ、みたいな風情がよろしい。

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Killing Me Softly

そろそろ佐々木朗希投手の契約先が決まって発表されるのかな。サクサクっと先発投手の所属先決まって、リリーフ投手の順番になってほしいぞ。イチロー氏の殿堂入り満票か?がわかるのはもう少し先だし、今は話題が少ない時期なのでしょう、藤浪選手と度会選手のインスタが発端の、こんな和み記事が出てた。

 そのときの交流について「藤浪さんが経験した話であったり、自分のためになる話をしていただいた。メジャーを経験されている方なので、やはりすごい選手は性格もすごく優しい。第一印象がすごく優しい方で、その中で面白い方だなっていう印象でした」と度会。人柄にもすっかり惚れ込んでいた。

↓この時のことですね。場所はENEOSの球場かな?

度会選手は昨年 横浜DeNAベイスターズにドラフト1位で入った期待の若手選手。度会選手がベイスターズに入った時はもう藤浪選手は日本にいなかったわけだし、あまり接点がないように思われるけれど、二人はどういう繋がりなのだろうか。なぜそこで一緒になったかが知りたかったぞ。

優しい人、と評されることが多い藤浪選手。それが一人の人間として美点であることは間違いないのだけれど、時として優しい性格が野球選手としてはウイークポイントであるように言われることもある。高木豊さんが、藤浪は性格がやさしいから心配 と言うてはったYoutubeを見たことがあるな。勝負の世界は、やさしい人にはもともと辛い場所なのかもしれない。

Killing Me Softly with His Song の邦題が「やさしく歌って」になったのはどういう経緯だろう。英語ならではの言い回し。彼の歌にヤられてしまうわ私って感じか。ネスレがまだネスカフェだった時代のCMでお馴染みの曲。

でもま、ホントに佐々木選手早く決めていただかないと、中南米の若い選手たちの行く末も左右してしまう状況のようだから。

厳しい社会環境の中で、俺はこれで身をたてて稼いでいくんだ!という若い選手がMLBを目指すという。それはMLB傘下でも同じ。

若い選手の育成が社会貢献や慈善事業の側面もあるなら、豊かな国からきたお金に執着しない選手は、せめて早く結論を出して混乱を最小限にしていただきたいものだと思う。

追記

こんな記事も。

 阪神に新加入するジョン・デュプランティエ投手(30=前ブルワーズ傘下)が、日本球界向きのナイスガイであることが判明した。証言したのは、昨季、メッツ傘下で右腕とチームメートだった藤浪晋太郎投手(30=メッツ傘下3AからFA)だ。藤浪はデュプランティエについて「マジメで性格も明るい。本当にナイスガイ」と評した上で、かつて猛虎で活躍したランディ・メッセンジャー氏や、マット・マートン氏らと同様に「日本で活躍する選手に必要なメンタリティーは持っていると思います」と続けた。

ジョン・デュプランティエ投手嬉しいだろうな!しっかり語れる藤浪選手。ご自身の印象とそれに至る根拠も筋道立てて紹介してはって、やはりスマートよなー。異国で頑張るデュプランティエ投手、ケガの無いように!

 

 

 

 

上達屋とジャイロボール

これからのひと時
日本航空が あなたにお送りする
音楽の定期便「ジェットストリーム」
皆様の 夜間飛行のお供を致しますパイロットは
わたくし、城達也です

困ったな、困るあまりについついオヤジギャグが出てしまいましたよ。(連想記憶の発達と脳の暴走が原因? おじさんがおやじギャグを言う理由 - レタスクラブ)昨日の藤浪選手の記事に出てきた手塚一志氏の「上達屋」をリンクしたいんだけれども、「安全ではありません」ってURLのところに表示されるのであります。むむむ、仕方がないので、上達屋TOPページのスクリーンショットを貼っておきましょう。各自自己責任でたどり着いてくだされ。しかし「上達屋」ってお名前は、なんかこう、食べ物屋さんみたいな響きですね…

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コメント欄でElsieさんが手塚一志氏について教えてくださいました。

He was refered to as the one who developed the gyroball pitch into a specific throwing technique. I read that in a New York times article. The gyroball piqued my interest after Shintaro was asked in interviewed when he was still in the Orioles,if he knows how to throw a gyroball.

「ニューヨークタイムズに、ジャイロボールの投球術を確立した人物として手塚氏は紹介されていた」おぉ、そうなんですね。はいはい、オリオールズにいる時のインタビューで、藤浪選手が自分のカットボールはジャイロ回転をしていると話してはったのを、私もなんとなく覚えています。

こちらも同じく教えていただいた動画。今話題のジャイロボールとは何か、そしてそれの使い手と噂されるレッドソックスのルーキー松坂大輔選手のことも絡めての動画ですね。おぉ、これがお若い時の手塚氏ですね。私のいい加減な要約訳であります。こんな感じの内容かな。

奇妙なスピンを持つ破壊的な球。 日本のスター選手でボストン・レッドソックスのルーキー、松坂大輔投手がジャイロ・ボールを投げることに関心が集まっているのはご存知の通り。東京のスポーツ指導者、手塚一志氏は、Xグローという子供のおもちゃからヒントを得てジャイロボールを発明し投げ方を完成させた。手塚氏はその秘密兵器を、コンピューター科学者で空気力学の専門家である姫野龍太郎博士のところに持ち込んだ。コンピューター・シミュレーションを使って姫野氏はジャイロ・ボールが存在することを証明したと言った。 二人はそのことを書物にした。ジャイロボールという球種が存在するのかについて批評家は神話であると主張し、松坂投手がジャイロボールを投げているとされる映像がYoutubeにアップされたとき批判した。松坂選手本人はどう評価しているのだろうか? ジャイロボールを使っているように見えるが、時には完全に否定することもある。謎が深まる。

 ジャイロボールを信じるかどうか、この投球は野球界で話題になっているので、野球の全くの初心者がその投げ方を習得できるかどうかを調べたいと思った。ジャイロマスターという教具を使う。ボールをほとんど横から持ってきて、後ろ2本の指から放つ。 捕手からボールの赤い部分が常に見えていれば、それは理論的にはジャイロボールである。投手の腕への負担を減らすというアイデアもあり、投げやすくなるはずだが、私はジャイロボールを投げるのが簡単だとはまったく思えなかった。

ふーむ、当時論議の的になってたのね。ジャイロボール - Wikipedia んんー、どうでしょう、現在では「夢の魔球」的な扱いなのかも。縦スラと呼ばれるものが該当してたりするのかな。球種として確立していたら、上記動画からずいぶん時間が経っている現在において、ジャイロボールの名手って投手が何人も出ているでしょうしね。難しいですが、先ほどの上達屋HPを見る限り、何となくジャイロボールについては自分からは触れずにおこうという気配を感じたので、そろーっとしておいた方が良い話題なのかもしれませんなー。

最高の選択ですか!ワクワクします!体調最高、理論も実践もバッチリで春を迎えてくださいませ!

 

どんなところでもタフな人

おぉ!久しぶりのインタビュー記事!嬉しいなぁ。

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やはりねー、シラキュース寒いよね、4月だと弘前と同じ平均気温だものなぁ。そら故障も出るわね。

米国で初めてのケガ、長期離脱となったので、もどかしい日々ですし、落胆もしました。そういう感じです」

――肩の症状とは。
 「自分の中では、そこまで時間は掛からないかなと思っていましたが、向こうのリハビリというのは厳格で、画像上、炎症が写ったから2カ月くらいは掛けるという感じになりました。(米国)1年目に64試合投げた影響も無きにしもあらずなのかなとは思います。ただ昔から多少なりとも(張りは)あって、それを抱えながらやっていた部分はあったので、それがポンと64試合投げたことで出たのか、それとも長年やっていて、たまたま出るタイミングだったのか…それは、どちらかは分かりません」

――状態は戻っているのか。
 「今は全然、問題ない状態です。むしろケガをしたことでリハビリに入って、肩のコンディショニング方法を全体的に見直して、それが功を奏しています。前までキャッチボールの最初は違和感を感じることが多かったんですけど、それが完全に消えて、今はとてもいい状態で投げられています。かなり、いいですね。アップ前の準備の仕方とか、やり方もちょっと変えて、それがハマっています

ずっと若い頃から肩の違和感を抱えながら投げてはったんやね。で、それの解消にじっくり時間をかけてリハビリに取り組むことができた。これもしアメリカ行ってなかったら、佐々木選手が受けたように藤浪がまたサボってると謗られてたかもしれん。そして違和感が完全に消える前に次のステップに行ってたかもしれんと考えると、メッツに感謝だなぁ。ずっと、肩が壊れたとしてもチャレンジする!って言ってはって、あれ?投手って肘が壊れたとしてもっていうのが覚悟かと思ったけれど肩なんやねと思ったが、もともとずっと不調のタネは感じ続けてはってダメになるとしたら肩からだなという予感があったということなんだな。それが解消された。めでたい!

――長いマイナー生活を味わったが。
 「もちろんメジャーに比べれば環境は良くないですけど、日本の皆さんがイメージしているほど悪くもないです。

そそそ、これこれ。上沢選手が、マイナー生活が辛かった、早く日本に残した家族と会いたかったとおっしゃったことで、ほとんどの日本人はマイナーリーグ生活に対してものすごく陰惨なものをイメージしたのではないかな。どう?私はしました、単純なもんで。でもそうでも無かったと。タフだなぁ。ま、ほぼ2メートルのミステリアス東洋人大男にちょっかいをかける輩はおらんか。

プエルトリコリーグはラテンのノリ、ガツガツしているのは少数派で皆野球を楽しんでる感じとのこと、設備はイイカゲンみたいだったけれど、でも、行って良かったですね!

――今オフは関東を拠点に自主トレ。その理由は。
 「手塚一志さんという方が指導されている『上達屋』という施設で練習させてもらっています。(広島)大瀬良さんとかも行っておられるところですね。そこがメインです。野球の動作的な部分の習得を目指しています」

へぇぇ。そういう施設があるんやね。追記:↓こちらがその施設で撮った画像でしょうか、どうなんだろう。coelacanthさんお借りします。

これに続く理論的なこと「投球するために絶対に入る動きのドリル化」ってナンぞい?きっと野球に詳しい方には良くわかる話でしょうが、私にはサッパリ。昨春に投球フォーム見た時に、投げる前にせわしなくいろいろ、足あげて一回横向いてポンとしてからエイッと投げてってやってはるなぁと思ったもんです。それがシーズン中だんだんシンプルになっていき、今度もっと単純化するということかな。春に完成したフォーム見るのを楽しみにしておきます。

――最後に25年にかける思いを。
 「正直、凄くいい契約というのは、ないと思うので、どんな形であれ、はい上がることにはなると思います。だから本当に月並みですけど、頑張るしかない、やるしかないという思いです。せっかくアメリカに行っているので、一旗あげてやりたいという思いはもちろん、あります」

私は自分がそうなモンだから、昨年分の税金払わないといかんだろうし懐具合も大変だろな、なんて思ったり。今年は単身での渡米だろうか。とりあえず、お元気そうで何より!一旗もニ旗も上げちゃってください。良い知らせが届きますように!