anemone

ぼんやりしたり、うっかりしたり。

使い捨てないで

ベースボールって競技はルールの改正を真剣に考えた方がいいのではないか。ピッチクロックとか牽制の制限とか観客側スポンサー側の都合ではなく、投手を守るという観点から。特定のポジションの選手が精進すればするほど怪我のリスクが高まっていくなんて、それって早急に改善すべきポイントであるはず。私は野球のことを詳しく知らない人間であるが故、一層そう感じるのだろうか。投手が故障して手術して何年か棒にふってまたリハビリして復帰して、なんならまた故障して手術してって野球関係者はそういうのに慣れすぎ!それ異常だから!サッカーとかでゴールキーパーばかり同じ様な症状で故障していくなんてことがあったら、大騒ぎなんじゃない?各チームにTJ手術明けやリハビリ中の投手が何人もいる、千賀選手もコール選手も異常を感じて様子見、おかしいって絶対そんなの!それとか、将来を見据えて、肘にメスを入れる時点で何らかのハイテク代替素材による補強を施した投手が出てきたら、どういう扱いにするの?物理的ドーピング。今のままじゃ投手の成り手はどんどん減っていく様な気がする。

故障しない藤浪晋太郎投手は頑丈なのが取り柄、みたいに言われるが、そうじゃないと思う。常に自分の身体と相談してリスクを回避している結果だ。中継ぎというポジションに対して長くやり続けられるものではないと彼が考えるのももっともだ。今のルールでは投手のことを使い捨ての素材にしか扱えないもの。

面白いなと思った記事。エンタメ要素に振り切った新種サッカー。フィギュアスケートに以前はコンパルソリーと自由演技があったように、今のベースボールは言ったらコンパルソリー、ゲームエンタメ要素を高めた自由演技のような新ベースボールが生まれてきてもおかしくない時期に来ているのかもしれないな。コンパルソリーのままエンタメ要素を高めようとするので、投手ばかりに負担がかかっていると思うのよねー。

 

てなコトを悠長に書いていたら!今日のゲームに藤浪選手登板、0.0回22球0安打4四死球3失点の大荒れだったようで、うーーーん、大丈夫だろうか、これだけ酷いのはホンマに久しぶりなのでは。彼の身体に何らかの異常が生じたのではないことを祈るばかり。そして傷心が癒えることを願うばかり。