この週末「めぐり逢えたら」を見た。何度目だろう。Sleepless in Seattle. もともと彼はシカゴに住んでいて、奥さんを亡くし生活を変えるためにシアトルに引っ越してくる。シカゴには彼女との思い出が沢山あるから、と。そこでその楽しい思い出の象徴として出てくるのが、リグレーフィールドにシカゴ カブスの試合を家族3人で見に行く姿なわけで。そしてアニーの手紙の「私はボルティモアオリオールズのブルックス・ロビンソンのファンです」という記述に息子君は運命を感じる。29年前の映画。その頃はこんな風にアメリカ人の生活の大いなる楽しみとして野球は君臨していたんだなぁ。エンディングのその先、今度は3人でマリナーズの試合を見にいくのかもしれないなと思ったり。
大谷翔平選手も「末っ子気質」とスタイルの良さと整った顔立ちを持った「cuteなアスリート」であることは間違いない。野球選手に対してそうしたcuteという評価軸を持っていなかったアメリカ野球界は、彼の魅力をどう伝えるか戸惑ったのではないかな。今まではワイルドであったりパワフルであったりセクシーであったりしかアスリートに対する外見の評価軸がないところに、突然のcute。無理やりワイルドさを強調しようとして、日本人からしたらなんでこの顔を選んだし?と思うビジュアル多かった。良いんですよ、もっとcuteなトコ素直にとりあげてもらって。MLB The Show 22のCMは、大谷選手のビジュアルに対してワイルドさを諦めた感じがして違和感なく見られる。