冬季オリンピックが始まった。熱心に見るのは開会式。最初の、大人数で長い光る棒をゆっくり動かしてみせるパフォーマンス、素晴らしかったな。大きな会場に映える動きで見とれてしまった。そしてそして選手入場でのユニフォームチェックでもって私のオリンピック観戦はピーク。日本チームのユニフォーム、私は好き。エリ口からフードへとつながるラインが新しい。前は顔を深く覆い、後頭部との隙間がほとんどない形でカッコいいやないの。ただ、帽子の赤がくどいな、白にして欲しかったなー。カワイイ1番賞はメキシコ!もうあのガイコツ祭りの図案は反則よねー。頭に鳥の羽根飾りつけ綺麗な織物で腰を巻いた東チモール、被り物で言えばナイジェリアの、まるでナプキンをぐるぐるっと巻いたかのような緑のも可愛かった。クロアチアも渋い濃紺の上下に国旗の一部である赤白のチェッカー模様の帽子が効いてて素敵。専門家の評価が高かったカナダは私にはイマイチ。ぶくぶくを重ねてる上半身に比べて足元周りのボリュームが負けてて、なんかこう花道をダンダンいく綿入れの衣装を着た歌舞伎役者みたいだ。東京でも豪華な刺繍で話題になったカザフスタンは選手たちは普通な感じですな。サモアの彼は席に着いた時にはコートを着ててほしい。1番は英国チーム!オーセンティックで洒落てて!全員前をはだけて中の国旗模様のセーター見せて、帽子も国旗に合わせた色合いで、ステキステキ。
でまぁ競技の方はどうかというと、不本意な結果に終わる選手を見るのが辛くて、リアルタイムでは見られない。誰かがものすごくがっかりする場面を見たくない。でもって、不本意に終わった選手にまた追い討ちをかけるようなことを言う人もいるんだなぁ。
えー、何言ってんだか。お化粧したらイカンのか?こうこうこうだからお化粧してもいいんですよってくどくど説明しないとあかんのか?そらまぁ、いつだっけ?フローレンス・ジョイナーがバシッと化粧して長ーい爪でバトン持ってガシガシ走っているところ初めて見た時はビックリはしたけど、あれから何年たったと思っているんだ。まだそんなこと言うヒトがいるとは。お化粧したかったらしたらいいし、したく無かったらしなかったらいい。日焼け止めならいいのか?日焼け止めにも粉体入ってて肌色調節できるやつもあるぞ。アイメイクがダメなのか?マスカラでまつ毛伸ばしたらあかんの?透明マスカラってのもあるぞ。アイラインはダメなん?ナチュラルメイクならいいん?ナチュラルに見えるメイクってめっちゃ手間暇かかるんですけど?
思うに子どもの頃から知ってるので、女性になってくれるなと思うんでしょうね。もう立派な女性だよ!いつまでも純朴な存在でいてほしいという勝手な願望。
女性の場合化粧に顕著に現れるけど、男性の場合はどうだろう。そうそう、急に大谷翔平選手が、ユニフォームのボタンを少し開けてジャラッと金のネックレス付けだしたら?あるいはそのたくましい腕にタトゥーをモリモリ入れだしたら?どちらもメジャーリーガーでは珍しいことではないよね?田舎から出てきて純粋培養された礼儀正しい野球少年のイメージが台無し?夏のオリンピックでも、諸外国ではタトゥーを入れている選手は珍しい存在では無かった。コーチだって入れてたぞ。水泳選手も入れてて、この選手はオリンピックプールには入れても日本の市民プールには入れませんなーなんて思った。どうなんだろう、タトゥー入れてても日本代表選手に選ばれるんだろうか。成績が良かったら大丈夫なのかな。ここの模様はタトゥーじゃなくて生まれつきです!とかの証明書いったりして。
勝手にああだこうだ考えてるけど冬季オリンピックは始まったばかり。こんな時間だ、そろそろスポーツニュースでダイジェストでも見ましょうかね。
何度見ても感動してしまう、バンクーバーオリンピックでのk.d.ラング「ハレルヤ」。最高の一曲。