anemone

ぼんやりしたり、うっかりしたり。

おにクル に 行ってくる

掘ったら弥生時代後期の規模の大きな遺跡(深見遺跡)が出てきたりして、なんかずーっと中央公園で建設中だった茨木市の新しい図書館&ホールが完成した。「茨木市文化・子育て複合施設 おにクル」11月26日オープン。設計は伊東豊雄建築設計事務所竹中工務店。おぉ、プリツカー賞受賞の重鎮にお願いしたんですね、茨木市

習い事の会場のありかを確かめたいと母が言うので、お供でおにクルに行ってきた。冬枯れの芝生広場、春になったらもっと草木も伸びて綺麗になるんだろうな。携帯で写真もいくつか撮ったが、行ったのが日曜日で結構な人出、どうしてもお顔が写ってしまうので、内部の詳しい様子はこちらのサイトをお借りする。

大丈夫そうなのをいくつか貼ろう。大通りに面した正面から見たところ。外観は、まぁ普通な感じですね。

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ん?2階のテラスになにかあるぞ、そしてそこに乗っかっているのは、ヤノベケンジ氏のネコではないかいな?後で確かめよう。

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エントランス前を上から見たところ。建物の前は広い芝生広場。

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入ると天井は高く広いホールになっており、かなりのボリュームで7階までの吹き抜けになっている。そこにエスカレーターが交差するように設置されている。

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入って左は有料の子供遊ばせスペース。壁の向こう側には木の玉プールやら岡的な盛り上がりに遊具が置いてあったり。年内は事前予約制とのこと。

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交差するエスカレーター。2階に上がると、そこは図書館の子ども向けのフロア。奥に子ども支援センターがある。

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外から見て気になっていた2階遊び場テラスの建造物は、絵本読み聞かせのお部屋「おはなしのいえ」。屋根に草が生える様にしてあるし、子どもサイズの小さなドアがあったりで、藤森 照信さんテイストですねー。ここはイバラードへの道でジブリファンにもよく知られた画家の井上直久さんのデザイン。井上さんは長らく春日丘高校の美術教師をなさってた。

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おぉ、屋根にシップスキャットヤノベケンジ氏も茨木市出身なんですね。兵庫県立美術館中之島美術館もだし、新しめな美術館には必ずと言っていいほどヤノベケンジ作品あるよねー。このシップスキャットの展示は期間限定とのこと。

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テラスで小さい子たちが遊べる様になっているが、室内でも遊びスペースが割と広くとってある。壁にはアクションで光の粒の落ち方が変わってくる装置が付いている。ここの向かいに目当ての多目的室があった。大きなガラスの壁に薄いカーテンしか遮るものないので、ちょっとこの場所では落ち着かないかもなー。

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さぁ、どんどん上がっていきましょう。階ごとに吹き抜け内側の壁の色が違っている。この色合わせはどうなんかなー。

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上の階は大人用のスペースが続く。3階は芸術系の本と音楽スタジオがあり配信にも対応しているそう。大ホールの入り口は4階、5階6階は大人用の図書館と自習スペース。天井高い。この輪っかの天井照明は昨今の流行りなのか?

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最上階7階にもう一つの目当ての会議室あり。ここだここだ。こういう小さいサイズの会議室は少ないんだなぁ。このテの会議スペースは近所にあるローズWAMの方を使えと言うことか。7階にはプラネタリウムもある。7階の上は、天窓になっている。

ということで駆け足で見たおにクル。なんというかこの、わりとガチャガチャした印象の建物だった。ちいさな子どもが楽しめるのは確か。それが1番か。子育て支援複合施設だもんね。見学ツアーもあります。

オープン記念でフジファブリックのライブがホールであるそうですよー。