anemone

ぼんやりしたり、うっかりしたり。

お下劣禁止

そうだった、なーんかあんまり野球というスポーツに対してイマイチ好ましく思えなかった原因に、相手チームに対するヤジ?のようなものがどうにも受け入れ難かったってのがある。通りがかったグラウンドで行われていた少年野球の試合、小学校中学年くらいの子たちみんなで一糸乱れず声を合わせて何を大声で怒鳴っているのかと思えば。相手チームの投手が四球出したら「ピッチャーは僕らの味方ー!」相手チームのショートがエラーしたら「ショートは僕らの味方ー!」とにかく相手チームが気分を害するようなことを四六時中大声で唱和している。指導者がそうしろって言ってるんだろうな。聞いていてものすごく不愉快だし、暗澹たる気持ちになった。こういうメンタリティが是となっている世界で育って来たら、そりゃプロ野球の応援でも相手チームを口汚くヤジるのがヘーキになるのだろう。相手チームだけでなく贔屓チームの選手に対してもメンタルを削るようなことをわざと選んでヤジるのがツウと思うのだろう。ホントに夢想する。高校卒業後明治大学で野球を続けていたら、あるいはドラフトでパリーグのチームが獲得していたら、とにかく阪神以外の球団でキャリアをスタートする事ができたなら、藤浪選手が抱えざるを得なかった棘の数はずいぶん少なかったのではないかと思う。

で、WBCの試合を見ていて知ったのだけれど、なんでも日本のプロ野球は各選手ごとに応援歌があって、その歌を観客が皆で歌うのが応援だそうで。ええーーーマジで。いや〜ムリだわー耐えられんわー居心地悪ー。つまり、お決まりの手振りだの合いの手だのが曲ごとに決まってて、それやって楽しむライブ、みたいなもんでしょ?アカンわー。なんでそうなるかなー。WBCの報道でもそういうやり方の応援が割と好意的に世界に伝えられてて、うそーん、やめてょ頼むから。何でみんなで一緒のことせなあかんのん、それにうるさいやん、そんなん楽器の伴奏もついてずーっと歌われたら。まぁ、野球観戦、テレビでも球場でもしないから関係ないっちゃないんですけどね。ホンマいいのかそれで!