あれ?と最初に違和感を抱いたのは、息子たちが幼稚園児の頃、一緒に実家に泊まった時のこと。晩御飯前に次男がはしゃいで出来たてのスープをひっくり返し、頭からかかってしまった。熱くて泣く次男を風呂場に連れて行き、服を脱がしたり濡れたタオルで頭を冷やしたりしていると、父がやってきて「何を騒いでいるんだ!騒々しい!静かにせい!」と怒鳴ったのだった。穏やかで誰かを怒鳴るなどしたことがない父だったので驚いた。それが父の痴呆の始まりを意識した最初だった。そこからじわりじわりとひどくなっていった。会社からは出社するなと言われ、徘徊が始まり、私の名前もわからなくなり、母に暴力を振るい、糞尿を絨毯になすりつけ、最後は施設で院内感染により70代半ばで亡くなった。
何の話かと言うと、本日誕生日であり、ふと、父がボケだしたのって今の私の歳くらいからよねと思い至ったのだ。そういえば、このところ日記でも怒りっぽくなってる。イカン、もうボケが始まっているのかもしれん。確かに、以前の日記(ME&MyDEGU)の方が、一つの読み物としてのまとまりを目指して根気だして書いていたように思う。今や構成も何もただ書きっぱなし、オチも別になくていいや、である。このままダラダラと書き散らかしているうちにボケが進んでいって、日毎にだんだん文章がおかしくなっていくかもなー。これはリアル「アルジャーノンに花束を」でありますよ。恐ろしいよぅ。母の血が濃ければ90過ぎてもボケはせず、でも父の血が濃ければもう始まっていてもおかしくはない。とりあえず、怒りっぽくなっていることを自覚し、穏やかな日記を書くことを今年の目標にしよう。この先息子らに迷惑かけずに死にたいものだな。誕生日、なんだか悲しくなってきたぞ、うー、とりあえず藤浪選手に慰めてもらおう…
