「美しい連邦公共建築(Beautiful Federal Civic Architecture)」と題されたこの大統領令は、「地域の遺産を尊重し、アメリカの古典的伝統に沿った」建築デザインを強調することで、「公共の空間を美しくすること」を目的としている。「古典的」という言葉は、新古典主義、ジョージアン様式、ギリシャ復興様式、ゴシック建築、およびモダニズム建築時代以前の建築様式を指しているという。
トランプさんがまたアメリカ大統領になってしまった。第一次政権の時に発令して建築界から非難轟々、バイデン政権発足時に廃止され、今回バイデン政権時の決定はことごとく覆すことに取り組んだ結果か、またこの大統領令復活である。悪口をあえて書くと「アメリカの古典的伝統」ってのが笑っちゃうのだけれど。あれですか?新興住宅地の古くからの慣わし、みたいな感じ?アメリカ合衆国の権威権勢を表すには古典主義的な公共建築をどどーんと建てるのが肝心、ということなのだろう。ロシアのスターリン様式の時代が手本になるのかな。権力者は古典様式がお好き。アメリカ建築界の巨匠、フランク・ゲーリーの手になるグニョグニョな建築物は多分目の敵なのだろうから、貼っておこう。マリナーズの試合見に行ったら、ついでに訪れたいシアトルのポップカルチャー博物館。Museum of Pop Culture
建物をモノレールの軌道が貫通しているらしい。ビル貫通といえば大阪。なんばハッチが入るビルもそうだし、この TKPゲートタワービルもそう。並べてみよう。うわー、フランク・ゲーリー格好いいぞ!
フランク・ゲーリーの作った建物も見たいが、展示もアメリカのPOPカルチャーが網羅されてるようなので、絶対楽しいやつ!いいなぁ、朝からここ行って、夕方から試合見てなんてできたら幸せだろうなぁ。そうそう、ドジャースの試合見に行く方は、LAのダウンタウンにあるウォルトディズニーコンサートホールがフランク・ゲーリーの作品ですから、ぜひどうぞ。
さてさて、トランプさん就任ではしゃいでるのがイーロン・マスク氏。お金も出すが口も出す?Xもどんどん自分好みに右に傾けていってるようで、良からぬプラットフォームであるから使いませんっと公式に言われる始末。
Xねぇ。どうするかなぁ。Xの(Twitterの?)ほのめかす文化が、どうにも居心地悪く感じる。id コールして手斧投げ合うはてなの文化とは対極にある。仄めかされた内容に対し、これも私のことをおっしゃってるんですよね?と直接確認しに行くのも間抜けだし、嘲られているんだなぁとただただこちらの胸に苦しい気持ちが澱のように溜まるだけ。世代的な違いもあるのかもしれない。対象をぼかして揶揄するのは私には陰湿なやり方だと感じるが、考えようによっては、ぼかすことは直接的な衝突を避けるという作法で一種の優しさであるとも言えるのか。ま、元々が勝手に呟くのがX(Twitter)の本来の姿であるから、それぞれが勝手にすれば良いわけで、合わなかったらそろーっとフェイドアウトしていくだけですな。今の所流れてくるのはインテリア建築関連アート関連ファッション関連時折動物やら香水やら、そして交流のある方とMLB記者さんくらいにコントロールしているので快適っちゃ快適、内容もマスク氏の右傾化にはほとんど影響されないものばかりなので、しばらくは様子見しながら深入りしないように使って行くかな。
ほんと、どうなって行くのかアメリカ。そしてアメリカの影響でどうなって行くのか日本。