anemone

ぼんやりしたり、うっかりしたり。

わてホンマによう言わんわ

いやもうヒドいな、エンゼルス!ホンマに大谷投手登板日しか勝てないのな!てか、こんな守備陣攻撃陣でこれまでよう9勝できたな!アデル、もっとちゃんとせぇよ!ベラスケス、あんたが一塁におるから勝負してもらってんねんやんか、勝手に盗塁すな!ほれ申告敬遠くらったやんかー!あら失礼しました、フラストレーション溜まってつい口が悪くなってしまいましたわ。でもねー、大概の日本人が同じ気持ちと思うわー。ホームラン打ったりした時に時折日本語が現地実況で混じるのが話題になるが、今度は是非、こうしたやらんでもええ失策をした時などにはこう叫んで欲しい 「カタン

丁度地元記者の密着取材による大谷本が出たので買って読んでみた。

 

スポーツ選手のことについて書かれた本を読むのは初めてだけど、これ大谷選手の事あまり知らないアメリカ人が読んで面白いのかな?私は記述の該当場面を脳内で再生していたので読み切れたが。脳内再生して補完するならそもそもが映像作品で良くない?NHK制作のコーチや記者など周辺へのインタビューを中心にまとめた「証言ドキュメント 大谷翔平(2018)」「証言ドキュメント 大谷翔平 二刀流復活への序章(2019)」が上手に作ってあって好きなんだけど。あぁ、活躍した2022年こそ、この証言ドキュメントシリーズを製作して欲しかったなー。

本はというと、なんかこう、盛り上がりに欠けるのよねー。過剰に盛れとは言わないが、でも読み進めていくうちに全てがサラーっと流れていくようで、読み手にカタルシスを与えてくれない。毀誉褒貶アップダウンの激しい4年の記録なわけで、普通に書いててもグッとくる場面はあるはずなんだが、こっちがあ、この局面だ!と身構える割に淡々と進んでいってしまう。なんかこう肩透かしをくらう。基本的に時系列に沿っての記述だが、時おり後先になる箇所もあり、だからと言ってそこでその処理でブワッとなにかが盛り上がるわけでもなし。反面、日本のテレビが追い切れていなかった部分である、ニグロリーグでの選手たちや、ベーブルース以降に二刀流を行っていた選手たちについての記述はとても興味深かった。後、特定のyoutubeチャンネルを取り上げるのはなんだかなー。彼女の存在はマスコミにもよく取り上げられているから既に有名人なんだけれども、現地映像を使って編集した動画をアップさせているのは彼女だけではないわけで。あの章は無い方が読後感が良かったと思う。彼女はもし大谷翔平選手が中部地区や東部地区のチームに移籍したら、転居して追っかけを続けるのだろうかな。←余計なお世話

まー、それにしても、つくづく大谷選手は身体能力が優れている人なんだなぁと本を読んで改めて思う。子供の頃はスイミングに通っていたという。そのまま水泳を続けていてくれたなら、金メダルも獲れたろうに!と水泳関係者は思っているだろうな。お母さんがバトミントンではなくバレーボールの選手で、ママさんバレーに幼い彼を連れて行ってたなら、ひょっとしたら不世出のアタッカーが生まれていたかもしれないし、サッカーだってテニスだって、本腰入れて練習していたらひとかどの選手になっていたろう。ま、野球ほどには稼げないだろうけどね。

後半戦もエンゼルスはフラストレーション溜まりそうな試合が多そうだ。パドレスのタティスjrの復帰近いし、そうそう、アストロズのペーニャ選手がカワイイのでワースポで見たらキャーキャー言おう。ミーハー全開で鑑賞したいぞ。