anemone

ぼんやりしたり、うっかりしたり。

男子の本懐

昨日帰宅後録画しておいた関テレのnewsランナーを見る。生放送の番組で穏やかな顔で時に破顔し話す藤浪選手。自分をつくろうことも卑下することもせず、率直にMLBでの経験で得た自らの変化を語っている。同行アナが撮影したオフの映像もたくさんあり、良い番組だった。これまでの8スポーツでの2回の密着と合わせて現地映像満載の特別番組作ってくれないかなぁ。

関テレ、グッジョブ!MLBの試合映像を省いたほぼ全編をネットに上げてくれた。(編集し直しての2度目のUP、はるな愛さんが映ってるとこを全て切ったんですね、オトナの事情かな)


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誤解を生みやすい発言「MLB1年目は100点」も、映像を通して見れば成績のことを指しているのではないのは一目瞭然。そもそもナレーションで「決して満足できる数字ではありませんが」って前フリに言われてるし。どん底を味わい、試行錯誤して結果が付いてくる手応えを掴み、認められシーズン中にトレードで移籍、勝星やセーブも付き、チームは地区優勝を果たした。でもポストシーズンで投げることは叶わなかった。「いろんな経験できたって意味で100点」まさに至言。いや波瀾万丈のシーズンを表すのに100点では足りないかもしれない。までも作為的に切り取られたらナンボでも揶揄されそうな発言ではある。こうした素早い頭の回転で導き出した最適ワードをすぽんと口にしてしまう、あっけらかんとした無防備さが彼の少年性を際立たせる魅力となり、またアンチが寄ってたかって印象操作する餌になる。

来季へのスタンスを、自分の言葉で表明しているのを聞けたのも良かった。まずは中継ぎとして契約を目指し、そこで自分の強みを見せていき、評価を高めて更なるステップアップを目指したい。しっかり先を見据えている。良い契約が取れたら良いですね。

王将行って餃子とビールだけで腹一杯にしたい ← わはは、大阪のにいちゃんの考えそうな、帰国したらやりたい事!これぞ浪速男子の本懐、実現できて良かったね。でも多分周りにはバレてたと思うなー。大谷選手の野球依存症とでも称してよいような姿勢はもちろん尊敬に値するが、愛してしまうのはどこか心の中に永遠の少年がいる藤浪選手なのだ。少年というか男子はおバカなもんだから、変に生真面目だったり大事なトコで抜けてたり妙に頑張ったりやらんでもいい失敗して凹んでたりするもの。かっちょいい車やら時計やらも欲しいし、女の子だって気になるし、競馬も釣りも楽しいぞ、だって男の子だもん!帰国後に食べたいものは親の手料理、ロールキャベツ美味しかったです ← ええ子や!もうね、この発言だけで全国の「お母さん」はあなたの味方です!来年もアメリカでベースボール存分に楽しめたらええね!かぁちゃんたちは応援してるで!

 

映画風にまとめられたオリオールズの今シーズン。2分過ぎに藤浪選手も「よっしゃー!」ポーズで登場。来季はどのチームでこのポーズ見せてくれるのでしょうね。