anemone

ぼんやりしたり、うっかりしたり。

充満

装置をつける。上の奥歯から二番目の歯に支持用金具をはめる。次に上の歯列右側を前に出すために上顎にワイヤーをはめた。このワイヤーが!上顎には密着しておらず、非常に複雑な絡み合わせになっている。また歯にはめた金具のエッジがトゲトゲしており舌や頬の肉に当たると痛い。上の歯を動きやすくするために下の奥歯にかぶせを乗せて接着する。今や噛める部分は奥歯のみ。もともと口は小さい。その小さい口の中はワイヤーで一杯。奥歯を噛み合わせると、奥歯に上げ底をしているとはいえ舌が上のワイヤーに押されてこれまた痛い痛い。そして前歯がすいているし舌が上手く使えないのでどうにもこうにも喋りにくい。ううー、これは辛いなー。「あいがとうごひゃいまひたー」本日はすでに前金で振り込み済みのためお金の支払いはなし。

帰りにミスタドーナツ新商品のかき氷を食べてみる。もちろんフワフワのミルク氷部分はすんなり溶けて喉に入るが、マンゴーとストロベリーのトッピング部分が口に入ると噛めないため難儀する。そしてとても慎重に噛まないと左の奥歯で頬の肉を噛んでしまう。これは何も食べられないよー。
そしてワイヤーの向こうに歯があるわけで、歯磨き上手くできないだろう。気になっていたフィリップスのエアーフロスをヨドバシに見に行くと、おぉ、半額で売っていたため勢いで購入。7860円也。
晩御飯にはミネストローネを作ってみた。キャベツをごくごく小さく刻んでしっかり煮てみたが、口にいれてみると、ワイヤーにキャベツが引っ掛かる引っ掛るっ!そして奥歯で噛もうにも頬を噛んでしまう。ほっぺたを引っ張りながら噛んでみたけれど、どうにもこうにも食べにくい。鍋に戻してバーミックスで粉砕、トマト味のドロドロしたスープにしてなんとか食事を終える。これからどうするかなー。何が食べられるかなー。

行く末を思う

歯列矯正の前段階、歯に器具をつけるための隙間をつくるために歯の間に入れたゴムが一つとれてしまった。連絡して急遽仕事帰りに再度入れてもらいに行く。

と思ったら、隙間がすでにできているので一段階すすんで、上の歯につける支持金具をつけた状態の型を取りましょうということになり。

「痛いよねー、がまんしてねー」「はい、ゴミ箱はここねー」「がんばったねー」

矯正歯科に来る患者の大部分は小中学生。その相手をする歯科技工士さんの口調はその子達に合わせてこんな感じ。それがこんなおばちゃん相手にもちょろっと出てしまう。あー、私がボケてしまったら、こんな感じで皆が接して来るのかなー、なんて思ってしまったな。

型を取った後、また隙間保持のためのゴムをいれて帰宅。本日はもう入金済みにてお金はいらず。

診断と治療概要説明

矯正歯科に行く。本日は今後の治療の説明を、以前取った歯型を前にして受ける。歯を動かしていくためのスペース作りには、抜歯をせずに個々の歯のサイドを削って隙間を作るそう。そして内に倒れている上側右サイドの3本を外に出すように整える。下顎の左サイドも内側に倒れているので、外に起こして行く。そして上顎の右サイドと左サイドの高低差をなくすために、左サイドを上にあげていく。そのために通常の矯正装置の他に、上顎の骨に3本ピンを刺し(生やし?)そこを起点に引っ張るとのこと。外側に2本、内側に1本。お値段各2万円とのこと。骨にピンをつけ、固定したことを確認するまでに一ヶ月はかかるらしい。矯正器具も皮膚に当たって擦れそうだが、このピンもかなり当たりそう。ううーむ、苦行が増えるわけね。

説明が終わると椅子に移動、上の歯の奥歯から二番目の歯の両サイドにゴムをかませて行く。矯正器具を装着するための隙間を作るためだそう。かなり苦労してゴムを入れていただく。しばらく痛みますから、柔らかいものを食べてください、とのこと。本日のお会計32400円也。

なるほど、晩御飯のころには噛むと鋭く痛むようになってきた。それもかませたところだけでなく、前歯に近いところまでなんとなく痛い。むむむ、こんなばらんみたいなものだけで。左サイドが特に痛い。右ばかりで噛んでいたら、詰めたものがちぎれかけてきてるんじゃないかな。まずいなー、もう一度詰めなおした方がいいのかしら。むむむ

服部緑地ウォーターランド

もうすぐプール開き。もう何年水着を着ていないだろう。最後に買ったのは太もも部分もあるレスリングの選手が着るようなものだが、一回も水に入っていない。電車の中吊りで服部緑地ウォーターランドのウォータースライダーの改修を知る。直線コースの普通のスライダーになっていて、小さい声で「まじで?」と言ってしまった。


服部緑地ウォーターランドができたのは、息子らが小学校だったので15年くらい前なのかな?それまではもっと駅から近かった服部緑地内の地味めプールにお世話になっていたが、そこがなくなって代わりにできた今度のは、流れるプールにウォータースライダー!入場料は高くなったがそりゃ行くでしょう。で、そのウォータースライダーに驚いた。それまでのスライダーといえば、長さと角度と螺旋でスリルを体験するものだったと思うのだが、服部緑地ウォーターランドのスライダーは違っていた。距離は長くない。ふつうのカメラを横に構えてフレームにちゃんと収まる程度。しかしこれがスリルとサスペンスに溢れた画期的とも言えるものだった。レーンは体の幅よりもかなり広く取られ、斜面の角度の他に底面に微妙に高低差があり、ゆるゆるとカーブが入ったコース設定だった。この結果滑る人間はどうなるかというと、床でもんどり打つ、カーブで転がされる、広いレーンの中で態勢を崩される、初めに確かに座ってスタートしたはずなのに、数秒後着水する頃には頭が下になっていたり横向きになっていたりうつ伏せになっていたりの大波乱。こぉれは怖い!尋常じゃないスリル!体の小さな子たちがカーブでぱらんぱらん飛ばされながら落ちてくるのを見て、いやー、ウォータースライダーにこういう方向性があったか!と感動した。小さい子だけでなく大人でさえ、態勢を全く制御できないままダイナミックにシェイクされ翻弄されて降下する。体がレーンから飛ばされて浮くのだ。もうね、隣のレーンとの堤防に半ば乗り上げながら回転したりね、えらい騒ぎですよ。長島スパーランドや芝政にも行ったが、今でも「日本で一番スリルが味わえるウォータースライダー」はこれだと確信している。サービス終了のお知らせ このページの画像が、多分開業当時のスライダーのものではないだろうか。いやー、長い距離や角度を取らなくても、こういうことでスリル溢れるものができるんだなーと感心していたら、程なくウォータースライダーは改修にはいってしまった。腰や頭を打ったりの怪我人続出で危険なためとのこと。えー。


改修が終わりお目見えした第二期ウォータースライダーはこんな感じ。


笑うしかない、ウォータースライダー - YouTube

コンセプトはそのままに、レーン全体に土手を盛り上げ幅を狭くし、あまりコースに対して体が左右に振られたり浮き上がったりすることがないようになった。つるんとしていたそれぞれのレーンが二段重ねのような形状になっている。身の危険を感じるという以前のレベルではないものの、ただ上から下に滑り落ちるだけという通常のものとは違った楽しみがここにはあることがわかってもらえるかな?
そんな革新的なウォータースライダーが、とうとう今年は「ただのまっすぐな普通のウォータースライダー」になってしまった!なんたる事!お母さんは認めませんからね!よそはよそ、ウチはウチですからね!


思えば、自分が小さい頃好きだったのは、何と言ってもミリカプール!造波プールの波の高さが半端なかった。1時間に10分ほど波が立つのだが、ホントに「波が立つ」のだ。他商業プールでの波の出るプールでは、そういえば水がそよそよ動いてますね的な波で全然満足できませんっ!ミリカは違うぜ!ザブーン!だぜ!シーガイア級の波が、昭和40年代にすでに千里では青少年を熱狂させていたのだ。私がミリカプール好きなので息子らを連れて度々遊びに行った。その頃は波は30分に一度の大盤振る舞い。もちろん息子らも造波プール大好き。次男ごく小さい頃波の出る先頭近くに行き、足が付くと思ったか混雑の中にたぷんと飛び込むもかなり深いためそのまま沈み、危ういところを監視員さんにむんずと片手で釣り上げられて助けられたなぁ。そんなミリカプールも今は無い。毎日放送の施設とマンションになっているのかな?造波プールの楽しさを末長く伝えて欲しかったのに残念なり。


ともあれ、夏のお楽しみ、服部緑地ウォーターランドに来られる人に注意喚起。服部緑地駅から歩きではキツイですよー。まぁ歩けない距離じゃないけれど、暑い夏にぼそぼそ歩いていくと確実に幼児は泣く遠さですよー。帰りは疲れていますからなおさらぐずりますよー。おんぶして水で重くなったプールバッグ持って歩くのは地獄ですよー、とだけお伝えしておきましょうか。

ベーコン大会開催

ベーコンは燻煙してすぐには食べられません、しばらく寝かせておかないと。とのことだったので一日あけて本日いよいよ試食大会。昼間ちょこっと切って焼いたところ、おぉ、なかなかいけるやん。晩御飯に息子友人2人呼んでベーコン大会。

ベーコン厚めに切って焼いたのに肉用ワサビつけて食べる。美味しい。端の部分は刻んでパプリカ玉ねぎと一緒にガーリックライスに、ザウアークラウトの瓶詰め開けて、あとズッキーニをフリットして。太いフランクフルトソーセージも一人一本ね。あぁ、脂いっぱい塩味いっぱい。体に悪そうなものってなんでこう美味しいのでしょう。カンパーイ!

 

 

燻煙

次男ベーコン製作に先週から取り組んでおり、いよいよ本日下味をつけた豚肉を燻煙する。朝起きて寝巻きのまま部屋からでると次男友人M君がおりビックリする。今から公園で「いぶし処」(簡易燻煙器)を組み立ててモクモクするとのこと。いってらっしゃーい、と送り出したら雨が降ってるとすぐに帰ってきた。そりゃ梅雨だもの。仕方ないのでキッチンのガスコンロの上で組み立ててすることに。換気扇回して着火。午前中はずっと燻しておくそうだが、んー、苦情が出ないといいけど。思ったほど煙は出ないけど、「木が焦げてる臭」はハンパない。

 矯正歯科再び。本日は現在の歯の状態チェック。歯科衛生士さん一本一本チクチク刺しながら歯茎の状態を計測していく。地味にイタイわー。悪くても3ミリ程度の下がり具合で、歯周病に関しては「そんなに悪くはない状態」とのこと。歯を赤く染めて磨き残しチェック。こちらも「そんなに悪くはない状態」。歯石が下前歯裏に少し溜まっているとのことでガリガリ取ってもらう。お土産に「矯正用歯磨きセット」を貰う。とんがり歯ブラシやら薄刃歯ブラシやら見てズボラな私に続くのかと暗澹たる思い。矯正が始まると歯周病に対する自衛機能が低下する傾向もあると聞かされ、ますますどんより。本日のお会計5400円也。お金を払いながら「更年期を過ぎた私のようなものは、矯正期間長くかかるでしょうか?」と聞くと、先生「現在歯周病が進行していると時間がかかってしまいますが、そうでなければ年齢とはあまり関係ありません。大丈夫ですよ」とのお返事。ううー、ささっと終わって欲しいけど、そういうわけにもいかないでしょうね…

マンションに帰ると、廊下からすでに「木が焦げてる臭」が。大丈夫かなー、館内放送で「ボヤが出ている可能性があります!」とか流されたらどうしよう。次期管理組合の議題に「家庭燻煙についての是非」が登ったらどうしよう〜