いやいやいや、朝から笑かしてもらいましたわ、藤浪選手。
ウォークアップソングを考えてみるってトコで、粉モンとお笑いの国出身と書きましたが、まさに面目躍如。画像を使ったノリツッコミですな。だからって、鋼のメンタルというのはちょっと違うのよ、と言いたい。
このインスタ投稿は、高校サッカーの負け試合後のロッカールームで繰り出された、聴衆をかなり意識した「半端ないって!」の一連の発言を思い起こさせる。
あるいは阪神淡路大震災の被災地で収集された数多の自虐ネタ集。
鋼のメンタルではないからこそ、自らに起こったシンドいことを、一旦自虐ネタとして作品にしそれを笑ってもらうことで客体化する。こうすることでシンドいことが自分を取り込んで底なしの穴に落ちていってしまうのを防ぐのだ。そしてこのネタ化は、ここまでなら消化できるからイジってもらっても良いよ、という目安にもなる。誰がノーコンやねんラインまではイジってもらっても良いけれど、決してデッドボール当てまくってもヘーキ、と言っているわけではない。デッドボール当ててるのになんてこと言うんだってコメントも見るけれど、それは見当違い。そして鋼のメンタルだからどんなに揶揄しても良いという免罪符でもない。ここらへんがわきまえられない人が多くなっているような気がするんよねー。
夜空に流星を見つけるたびに 願いを託し僕らはやってきた
シンドいことがあるたびに、笑いに変えてうちらはやってきた どんなに困難で挫けそうでも、そう、最後に愛は勝つ。