矯正器具をつけて少しだけれど歯が動き出してきた。右前部分をぐっと前に出すのが目標だが、その部分ははかばかしくは動かない。全体に出っ歯になってきたような気がする。や、気がするだけじゃないな、河童的な造形に口元が変化している。んー、気に入らない。横から見たら、なんか下品な方向に変化しているような。そして、これまでほうれい線がないのが密かな自慢だったのが、今やシワとしてくっきり刻まれてきだしたのは、この口元河童化による口と頬の段差形成によるものではないか。左ばかり歯と歯の間がどんどん広がっていくし。右よ、早く前に出てくれー!
矯正中の食事メモ:パンケーキ
矯正中に外食となると、ほとんど選択肢はない。中華粥、ドリアやグラタン、そんなあたりか。食事というカテゴリーから離れて、空腹を満たすという目的に拡大すると、パンケーキやらクレープもOKだ。
大阪でパンケーキを食べるならグランフロントのCAFE&TEPPAN BAR bib bar ビブバールがいい。ここのパンケーキはモチモチしていて家ではできない食感が美味、そして矯正者に嬉しいのは、スキレットに入って焼かれて出てくるため、熱いパンケーキでもってとろけたアイスクリームやシロップが皿に流れ出てしまわず、じゅくじゅくとパンケーキを浸してくれること。ちょっと強めのもちもちした食感だからこそ、ばらけずにしっかりその液体を保持し、口に持って行きやすい。美味しいし食べやすい、まことに歯列矯正中の強い味方。食事メニューも充実しているので、友人と一緒にも利用しやすい。オススメ。
家でホットケーキを焼く時は、生地に人参をすりおろして加える。野菜不足対策になるかな?気休めかも。
矯正中の食事メモ:冬瓜
もともと冬瓜は好きな食材だが、矯正を始めて食卓に上がる機会が増えた。
ふつうに薄味で炊いて生姜のすりおろしと食べるのも美味しいが、カレー粉とともに冬瓜を軽く炒めウエイパーで作った中華っぽいスープで炊いたのも美味しい。なんにせよ、繊維が残らないように皮を厚めにむくのが肝心。汁を片栗粉で強めにトロミをつけるとなお食べやすい。
ただ一番好きな鳥のそぼろあんかけはイカン。そぼろが上顎のワイヤーにひっかかって難儀する。そぼろの他に良いダシが出て口の中で扱いやすいものはないか考えて思いついたのがアサリの水煮。缶入りでもいいが、アオハタのサラダクラブのアサリの水煮が使いやすい。パックの中のお汁だけで旨味がつくので、ダシいらず。
アサリと冬瓜の煮物
冬瓜4分の1は皮を厚めに剥きわたを取り適当な大きさに切る。一度ざっと茹でて湯きりする。アサリ水煮の水分を足して水300cc に薄口醤油大さじ3と蜂蜜大さじ2で味つけする。アサリ水煮を加えて30分ほど煮る。火を止めてしばらく味を含ませる。食べる前に温め直し、片栗粉の水溶きを加えてトロミをつける。熱々も美味しいが残ったのを次の日冷蔵庫から出したまま冷たいのを食べるのも美味しい。
調整第一回目
食事のことなど
矯正歯科の日。上顎のワイヤーを太いものにかえる。右側の歯を前に押す力が強まったような。左の頬の内側にある噛み痕が目立ったのだろうか、左の奥歯の上げ底をすこし削ってくれた。これで噛むこともマシになるでしょうとのこと。本日のお会計はなし。次回2週間後の調節からお金が必要になる。
さて依然として食べられない。歯が移動することによる痛みは、奥歯の上げ底により上下が奥歯でしか接していないためあまり感じない。食べ辛さは物理的な問題に由来する。まず上下が接地している面積が狭いため食物を噛みきれない。ようやくすこし噛めたと思ったら上顎のワイヤーの奥へと蓄積して行く。そうなったら舌ではもうかき出せない。歯の前側に食物がいってしまったらブラケットの上部に引っかかっておりてこない。ワイヤーにも洗濯物よろしくぶら下がる。
朝ごはんは、凍らせたバナナにヨーグルトを加えバーミックスで砕き、牛乳でのばしたシェイク。昼ごはんのお弁当はスープにしている。かぼちゃのスープ、ズッキーニのスープ、コーンスープ、キャベツと玉ねぎをトマトソースでミネストローネ風に煮たスープ等々。全て、バーミックスブレンダーでじょわーんとドロドロにする。350mlのフードコンテナに入れて飲んでいる。晩ごはんは、時間が有る時はおかゆを炊き、後は冷奴、冬瓜の炊いたもの、マッシュポテトやポテトグラタン、プレーンオムレツ、アボカドなどを食べている。なかでもアボカドは、わさび醤油よし、ポン酢よし、塩胡椒してマヨネーズで和えたヴァカモレ風よし、変化がつけやすく使い勝手が良い。皮むいたらすぐ食べられるしお手軽。オススメの食材だ。
歯列矯正始めたら痩せるよーと方々で言われるが、朝から栄養満点のものを摂取し、「森のバター」アボカドをばくばく食べる毎日では一向に痩せる気配なし。オルビスのプチシェイクも試してみたが、あれだけで一食を賄うには頼りなさすぎる。結局他のものも欲しくなり何をしていることやら。早く上顎のワイヤー取れないかなぁ。
前進あるのみ
いよいよ上の歯列前面に矯正装置装着。想像していたよりも立体的なつくり。ワイヤーがまるで物干し綱のようだなぁ。うまく上唇がかぶらない。上顎にワイヤーをはめた段階で、ともすればぐぐぐーっと長時間奥歯を噛み締めてしまっていたが、これを気に、もっと口元をぼんやりさせるのがいいのかもしれない。食事の状況をきかれて、まだドロドロの物しか食べられないと答えたら、奥歯の上げ底をすこし削って接地面を増やしてくれた。いや、あとの掃除が面倒で噛む必要のあるものを敬遠してたってのが本当のところなんですが。二三日痛むと思いますから、今晩はご飯早めに済ませてくださいね、と言われる。ううーむ。本日のお会計はなし。