とにかく暑くて暑くて辛抱たまらん、とベランダの花たちが言っている。フクシアは蕾をつけるが咲くことなく枝についたままミイラ化してしまう。エンジェルストランペットは未だ一つの蕾を作るでもなくでっかい葉を次々にポトっと落としてしまう。ナスタチウムも干からびる葉が増え元気なし。
とりあえずフクシアの枝を半分くらいの長さにカットした。フクシアの夏越し法を調べると、6月に枝を短くして夏に備えると書いてあるが、えー、どうなん?5月のゴールデンウィークあたりに園芸屋さんに出てくる苗を買って植え、ようやく育って6月は花がわぁっと咲いてくる頃。そんな時に枝を短くなんてできないよー。結局7月半ばまでなんとなく枝は伸ばしたまま、今頃になって枝を半分くらいに切っていく。切ったら切ったで頑張り屋なフクシアさん、脇芽を伸ばしてすかさず蕾の赤ちゃんを作り出す。いかんよ、蕾は大きくなっても枝でミイラになるだけなんだから、ちょっと落ち着いて体力温存してこの35度越えの暑さに耐えたまえよ。
暑さに負けないで元気なのはポーチュラカ。赤とオレンジをひと鉢に植えて順調に育っている。ハンギングバスケットで仕立てたミリオンベルも元気。ゼラニウムも鉢からのけぞるように育ってしまったが旺盛に花を咲かせている。サフィニアと八重のスーパーベルは伸びすぎたので、三分の一くらいずつ散髪していく。切ったものを部屋で飾っている。
ほんと、フクシアの夏越しってどうするのが正解なんだろう。そもそも大阪がこんなに暑い夏になるとは想定してないよね。無理なんかなぁ、大阪の南向きマンションベランダでフクシア。