anemone

ぼんやりしたり、うっかりしたり。

続 阪神ファンとの対話4

あれからもうちょっとやりとりする機会があって、「栄光のバックホーム」の感想から派生して、球団の色やらなんやらとりとめない話になった。

「鈴木京香、今回は完全におかんに徹してて、それがすごく良かった。キレイ女優のオーラ消してました。徳光アナが試写見て「阪神ファンになっちゃうじゃないか、こんないい球団なら」って口走ってたけど、そうなんよなー。
球団の姿勢やけど、多分2000年代に入ったくらいから、まずグッズの質が上がって値段も良心的になった。公式が配信するYoutubeも、あくまで野球や試合周辺で、選手の食事紹介とかもあるけど地味なもんでね。ベイスターズみたいなエンタメ色は薄いかな。「野球そのもの」がウリという姿勢がはっきりしてる。タオルの文言では遊ぶけどね。それはもう関西なんで。大竹投手の日は雨が多い→ファンは「大雨降太郎やな。」→そのタオルが出来るみたいな、ストリートからグッズになるものも多い。ファンの声を日常的に拾える球団になってくれたな。今は、モラルのあるファンのほうが多いと思います、関西は。関東の阪神ファンの方がやや攻撃的かもしれませんね。阪神に飢えてるから尖るのもムリはないわな。
今はネットTVがあって、僕も2025年はラジオかネットで全試合フォローしたけど、それが出来る。2005年くらいまではムリやったから、どうしても新聞が情報源になってました。だからマスコミが増長してたんでしょう。「活字阪神ファン」多かった。今の若いファンはWEBでのスポーツ紙すら読まない傾向がある。Youtubeのファンチャンネルが林立してるし、情報はXから飛んでくるし。僕らより純粋に野球と選手を楽しんでる気がします。それでええんよ。だれがどんなプレーを好きになってもいいんやから」

そうなんだ、今は関西の阪神ファンの方が落ち着いていて、関東の阪神ファンの方がキツいのですね。もともと人をいじって笑うのって関東の笑いの印象があります。昔のとんねるずに代表される笑いというか。都市の成り立ちからくるものかなとも思ったり。商人の街である大阪は意思疎通を潤滑にするために笑いを発達させたけれど、それゆえにイジって笑いが起こったとしても相手が嫌な思いをするなら敬遠される。反対に関東の笑いは武士社会が持つマウント合戦が透けて見える。ボスが手下に無茶なことをさせて笑う。あるいはヒドいことを言い放ちその反応を見てボスが笑う。上下関係がハッキリあってこその「笑い」というか。それを見ている側は、自分もそのボスと同じポジションであるという認識のもとで家来の無様な様子を見て笑う。うーん、どうだろう、思いつきで喋ってますけれど。今回の鬼越問題にしてもそう考えると納得がいきます。優しい藤浪選手、しばらく横浜でお世話になるのなら、そのままだとヤラれる一方なので、ああいう時は相手のことや場のことを考えなくてもいいと思います。失礼なことを言われたら「失敬な!」と言い放ちその場を凍り付かせたら良いのです。えーっと、なんの話だっけ。

阪神は「野球そのもの」がウリっていうのは、はたから見てても感じます。ガチな感じというか。そもそも甲子園球場のチケットってなかなか取れないんでしょう?いつも満員ってイメージがあります。ちょっと見てみよかっていう層は実際の試合にはたどり着けなさそう。反対にベイスターズは、エンタメに振っている印象ですよね。藤浪選手も入団の時に、興味はあるけど試合見に行ったことない人にはオススメの球場だ、みたいなことを言ってはったように思います。そして球団側もそうした層を積極的に取り込もうとしている。選手を踊らせたりもそうだけれど、街中にある利点を最大に活かすようにボールパークを中心に周りを整備しています。

2026年3月19日開業決定!横浜関内に、毎日が“LIVE”で満たされる、訪れた人々が心をひとつにする街の新しい居場所「THE LIVE」をオープン | 横浜DeNAベイスターズ

来年早々開業する常設のパブリックビューイングアリーナ。そこで飲み食いしながら野球中継見たりする。野球観戦の雰囲気を気軽に味わえるそうした場があるというのは、裾野を広げるためのとっかかりとしてはとても良い取り組みではないかしら。他にもどこの球場でしたっけ、試合見ないで球場内のフードコートだけ入れるチケットがあるところ。「野球そのもの」がウリとしても、実際試合見たいけれど行けないファンがたくさんいるのなら、阪神もそういう施設を作ることアリなのではないかなぁ。皆で同じコールする応援方法が苦手な私も、そういうプレッシャーが無いならちょっと行ってみたいかも、と思いましたよ。そこで美味しいものが食べられるとしたらの話ですけどね!