anemone

ぼんやりしたり、うっかりしたり。

好きこそ物の上手なれ

風邪、なのかな?あれからずーっと体調不良。やっぱり熱出た次の日会社に行かなあかんかったんがひびいてるなー。家から出ずにネット見たりオリンピック見たり絵を描いたりの数日間。りくりゅうペアみて良かったねーと思ったりね。いい写真だ。

そしてここでまたフィギュアの解説陣の言語化能力の高さに感心する。やはり競技の魅力はそこで行われる運動に言葉を与えてそれが伝わるかどうかでしょう。

でも町田さん高橋さんの素晴らしい解説の出来でもって、一気に解説者のハードルが上がってしまったぞ。今後「高いジャンプです」「ミスが出ましたねー」「頑張れ!」くらいを順に言ってるだけの人には解説のお声が掛からなくなるよね。

そしてオリンピック関連の投稿の中でいくつか残しておきたいものがあった。まずなんでこんなに日本はスノーボードが強いのかを丁寧に説明してくださるのはこちら。

元々冬のオリンピック競技は、富裕層でなければ続けていくことは難しい。我が子をひとかどの選手にするために家族ぐるみで雪のある地域に移住することもあるという。しかし日本の場合はいろんな条件がうまく揃って、ブルジョワジーでなくてもボード競技を続けていくことが容易であるとのこと。

一つめ、「地理ガチャ」。
日本海という巨大な加湿装置と山脈地形により、北海道・東北・信州は世界有数の豪雪地帯になっている。生活は大変だが、競技環境としては恵まれている。
しかも都市圏から数時間。この条件は、世界的に見てもかなりレアだ。
二つめ、「雪がない季節」の設備。
埼玉・熊谷の屋内ジャンプ施設(戸塚優斗らの拠点)
新潟・村上のトレーニング環境(平野歩夢らの拠点)
などが知られているが、より小規模で低コストな施設は全国に点在している。

都市部からすぐに雪のある場所に行ける、そうだなぁ改めて考えると、移動距離は短い。移住を考えなくても良い。そしてバブルがはじけて大規模レジャー施設開発から小規模の開発へと変わっていったことで、全国にボードを練習できる施設ができていった。

こうして生まれたのが、夏はスケボー、冬はスノボと行き来する、比較的ローコストな育成エコシステムだと考えられる。派手ではないが、続けられる仕組みだ。
そこでは、普通の家庭が、車に器材を積み、時に車中泊しながら、世界トップ級の環境にアクセスできる。
ハーフパイプのような技術重視の競技なら、夏も近場で鍛えられる。

そっかー、富裕層でなくても続けて行ける構造に図らずもなっている、と。こうしてオリンピックで活躍する選手見てやりたくなったら近所に練習施設がある、裾野が広がる競技人口が増える。そしてもうひとつなるほどなぁと思ったのがこちら。

あんなに空中高く飛び出してクルクル回って、硬い雪面斜面に着地しないといけない競技、そら怪我と隣り合わせだもんな。怪我しない方がおかしい。国民皆健康保険ですぐに医者にかかれる日本。この点と前述2つ合わせて三つ、日本がボード競技に強い理由。朝この記事読んでアメリカ笑い事じゃない事態になってるなーと思った。

MS本社があるシアトルで、いわゆる中流家庭を築こうとすると、ざっくり日本円でいうと最低でも年収1500万くらい必要じゃないでしょうか。サンフランシスコ周辺では、世帯年収16万ドル(約2400万円)以下は、統計上「低所得者」に分類されることもあるほどです。(中略)一昨年、妻が緊急手術で3日入院しました。処置はわずか30分。でも、後日病院から保険会社へ送られた請求額は15万ドルに達していました。日本円で約2250万円です。

そりゃフリーランスでスノーボードの選手を続けるなんてことは出来ない相談だ。それにしても、日本で年収300万の暮らしが向こうでは年収2000万位と思えばいいのか。メジャーの選手は高給取り!と言っても、あちらの物価を考えるとイメージ少し変わってくるなぁ

もうひとつ、感銘を受けた投稿がこちら。ノルウェーにおけるユーススポーツの取り組み方について。

【ノルウェーの尖った育成ルール】
ノルウェーでは――
・13歳まで公式スコア禁止 
・全国選抜チームは抑制 
・試合結果のネット公開は禁止 
・トロフィーは「全員配布」以外NG

これは子どもたちがスポーツに対して自発的に取り組むよう促すためのルール。このスポーツ楽しい!すき!もっと上手くなりたい!その気持ちを大事に育むための育成ルール。筒香選手が橋本に作った球場と少年野球チームもそういった思想からできたものじゃなかったっけ。

最初、子どもは「楽しいから」始める。
だが上達すると、賞・称賛・SNS評価が増える。
すると、「楽しいからやる」 →「評価されるためにやる」に変わってしまう。
最大の破壊者は、過干渉な親とコーチだ。

そうなんよねー。「さよなら、天才」読んだ時に思ったけれど、小さい時って身長その他が早く成長した子が結局活躍して監督から重用される。この翻訳の中に記載の「幼少期の成績は、才能ではなく練習量、機会格差を測っているだけだ」に足して成長の度合いね。少年野球の話を聞いていたら、試合に勝ったか負けたか、ひいてはトーナメントの頂点を目指すが故、試合に出る子どもが固定されてしまう。そりゃその他大勢の子らは面白くないわねぇ。せめて小学校にいる間くらいは、いろんなスポーツに触れて楽しんで欲しいもの。藤浪選手もよく言ってはりますよね、まずは野球を好きになってくださいって。

までも今日本でプロ野球選手として活躍している人たちは、少年野球から始まってずっと結果を求められてきた。そのやり方を手放すってことは難しいだろうなぁ。

Instagramで武豊氏が藤浪選手に会いに沖縄を訪れてはる様子が出ていた。クラブハウス内と、晩御飯の焼肉屋さんでの写真。武豊さんは阪神ファンなんやね。で、今年は阪神と藤浪選手を(DeNAを)応援するつもりとのこと。ありがたいねぇ。Xの引用みるとDeNAファンはもちろんウエルカムだけど、阪神ファンはそれが許せない人が多いみたいだ。これから武騎乗馬券は買わないと宣言してたり、ひどい侮辱ワード画像貼ったり。そんなに許せないもん?あなたでない人がどこの誰を応援しようと勝手でしょと呆れてしまった。球団のハコ推しってこういうものなんだとしたら、ますます野球ファンとお近づきになるのがおそろしくなってしまったな。