anemone

ぼんやりしたり、うっかりしたり。

夕方の列、夜の旅

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昨日夜間券で3度目の関西万博。人生のうち万博というイベントに来ることはもうないだろうから、そぞろ歩いて会場の雰囲気を楽しみ、美味しくて珍しい食べ物を食べようというのが今回の狙い。おやつにオーストラリアの美味しいというウワサのお菓子ラミントンを試そう。どこだっけ、欧州の国のローズとハーブが入ったアイスティーと一緒に食べたい。晩ご飯はテイクアウトにして、デザートにマンゴーがガッツリのったかき氷か珍しいものがトッピングされたアイスあたりを食べよう。パビリオンの予約は無し。チュニジアやカンボジアでジャスミンの香りを楽しめたら良いなと思う。会場着は3時半、入場は割とサクサク進み4時5分ほどでinできた。

おぉぉぉ、人が多い!平日それも水曜夜間だからと予想してきたものを遥かに超える盛況にたじろぐ。以前は耳を楽しませてくれたサウンドスケープもあまり聞き取れない。これはのんびりぶらぶら風情を楽しむことなどできないぞ。半分行き当たりばったりでと思っていたがここで戦闘モードにシフトチェンジ。数年のちに後悔しないように目標をクリアするぞ!まずラミントンをゲットだ!
オーストラリア館まで行くにしても、人が多すぎて自分のペースで歩けない。皆キョロキョロしながらだから流れのスピードが遅いが身を任せるより仕方ない。オーストラリア館着いたが、館への入場待ちの列だけでなくテイクアウトのフード部門への列も長蛇、制限されており並ぶことすらできない。仕方ないので列への並びが再開されるまで近所で待つ。なかなかの時間を要してラミントンひとつゲット。いや大変だな。
次はアイスティーだ!ヨーロッパ連合やチュニジアが並んでいるあたりに向かう。アイスティー見つからず。おぉ、ここも列。カンボジアの列が短めだったので入るが、ジャスミン香はあまり感じられない。一番行きたかったチュニジアはなんかわからんがめちゃくちゃ並んでるぞ。整理の人が言うには予想も立てられないくらいの待ち時間だそうで断念する。バルト諸国に入る。たくさんのハーブの押し花、ゆっくり見たかったが高いところは説明が読めない。奥で座らせてもらって作戦を立て直す。ラミントン食べてる場合じゃないな。とりあえず晩御飯確保しよう。
東口の方まで戻り、前回ハロハロが美味しかったフィリピン館のテイクアウトコーナーへ。ひゃー、ここも列が長い!前はたらたらっと5〜6人並んでいただけだったが、今や列は3回くらい折れて50人以上は注文を待っている。覚悟を決めて並ぶが、やることないので立ちながら先ほど買ったラミントンを食べる。ごめんよラミントン、ローズのアイスティーと一緒に優雅に食べる予定だったけど、こんなぞんざいに立ち食いしてしまって。フワフワで美味しいが流石に飲むモンが欲しいぃぃぃ。並んでいるうちに陽が落ちて、大屋根リングの上から夕焼けを見るという目標はあえなく頓挫。人生忍耐が肝要、LECHON BISAYA 皮付きの豚肉を唐揚げにしエスニックなソースで和えたものをようやく購入完了。熱々。よし、コレで食糧確保、おなかが空くまであちこち歩こう。

しかしまぁ、人が多すぎてウロウロするのもままならない。大屋根リングに上がりようやく自分のリズムで歩くことができた。ホント大屋根リングは百聞は一見にしかずというのがピッタリな存在だな。今まだリングに対して否定的な意見を持つ人たちは、実際に体験していないのではないか。このリングを後世に残したいという思いもわかるけれども、やはりコレも半年間用の仕様、耐用年数で作ってあるものだ。また、リングの中にごちゃっと世界が詰まっている状態込みで素晴らしいのであって、内側が全て撤去され更地になったらまた意味が変わってくるようにも思える。残すにはデカすぎる大屋根リング。それにしても見事に評価が変わった万博だ。そして今は人で溢れかえり、それまで「行ったら行ったで楽しいよ!」と人に勧めていたが、これではもう気軽に来場をオススメできない。得難い体験を万博でして欲しいが現状では不可能という矛盾を抱えたまま、終盤に近づいている。

これは、今後の公共のプロジェクトにも応用可能なものです。国家と市民、制度と文化、公式と非公式の間(あわい)に生まれた「開かれた共有地」こそが僕はこの万博で残していくべきレガシーなんじゃないかと結構本気で思っています

一度下に降りて大屋根リングの下で晩御飯。カリカリとした豚肉の皮が美味しい。豚バラ肉柔らかくなかなかボリュームがある。この野菜のピクルスのような付け合わせがもう少し量が多かったらなぁ。紫色のご飯は色はビックリするが、味は普通なので食べやすい。美味しゅうございました。疲れたな。そろそろ帰りたい。

TV撮影中のお嬢さんたちと晩御飯のLECHON BISAYA

帰りは船を予約している。乗り遅れないようにしたい。船着場までの送迎バスの集合時間までまだ時間があるが、早めに行きましょう。西口ゲートに行くのは初めてだ。

さようなら、万博

船で中之島まで行くチケットを買っている。涼しい送迎バスでほっと一息。そして船内も涼しく席もフカフカなので、中之島に着くまで身体を休めることができた。揺れもせず快適だ。少しセンチメンタルな気分になる夜の船旅。

窓ガラスが曇っているためぼやけた景色

船着場から京阪の最寄駅まで結構ある。大江橋まで乗り、そこで御堂筋線に乗り換え。中之島は万博の期間は12月にする御堂筋イルミネーションで街路樹を飾っている。11時半ごろ帰宅。

夜の中之島

私の関西万博は終わってしまった。生涯で二度も身近に万博があるとはね。どちらも楽しかったよ、ありがとう。