anemone

ぼんやりしたり、うっかりしたり。

阪神ファンとの対話 2


この試合でストライク率68・6%(86球中59球)を記録。特に「初球ストライク率」が70%(20球中14球)と高い数字となった。60%以上で優秀とされ、データからもストライク先行で勝負する安定した投球だったことが見て取れる。

一夜明けて、全体を俯瞰した記事がいくつか出ている。その中でも、数字として安定したピッチングであったことを示してくれたこちらが嬉しい。反面、藤浪選手の中日の左バッター揃えに対する発言に対して、私の理解を超越したバッシングも起こっているようだ。じゃあ藤浪選手はなんと答えたらあの人たちは納得したのだろうか。「すみませんねぇ、あなたの基準でいうと私は危険人物だから投げる資格はないんですねぇ」とか?指弾されるべきはネットで溢れる誹謗中傷と同程度の内容を公然とメディアに出してしまう方じゃないのかな?一応私はこちらご意見・ご要望 - 日本プロ野球選手会にその旨一筆入れさせていただいた。また、左を揃えたから上手い事いっただけって声も聞く。だがタコマレイニアーズでのデータから言うと、右打者より左打者の方がすっぽ抜けが多かったし成績は悪かったはず。苦手な左打者への練習が沢山できて良かったねって思ったぞ。

これだけ今の藤浪選手と巷に蔓延する破壊的なイメージとの乖離が大きいのは、メディアの責任だ。アメリカでの登板の報道で、 良い時はダンマリであばれた時だけ制球難がでた! って盛って報道してたため、一般の意識が阪神の荒れ球時代のままなのだ。阪神の荒れ球時代って、 パワハラと間違った指導でコントロールを失った時代、そこからなんとか使えるカケラを拾い集めて長い時間かけて努力し、普通の速球派投手になったのが今の藤浪選手だ。今の藤浪選手ちゃんと見ないで、 以前の阪神に壊された時代の藤浪選手のイメージで左バッターばかり揃えたりするから中日って考えが足りないと思う。勝とうとするなら、右の当たっても支障のない若手のなかから上昇志向のある選手を選んで(いや当てませんよ実際は)バランス良く右左混ぜてオーダー組めば、藤浪選手ももっと投げるのに気を遣ったと思うけど、自らオーダー決めといて後から言い訳するのは、なんともはやですなー

さて、以前やりとりを書いた阪神ファンが、藤浪選手の初登板についてメールしてくれた。許可を頂いたのでご紹介。

藤浪、いい滑り出しになりましたね。プロ野球ニュースで見てたら、マウンド上の表情が良かった。 楽しんでる。
僕は先入観がないから、 タマの速い、変化球もいい、 テキトーに荒れるいいピッチャーに思えました。 中日の左揃えには笑ったけど。

しかし阪神ファンとしては厄介なのが増えたなあ。DeNAはいい選手がいるいいチームなんです。ただ監督に求心力がないから、キャンプから試合までバランバランにそれぞれの野球観でプレイしてる印象です。優勝に対する渇望度がばらばらというか。
今はいないけど、 牧がいるとあいつの明るいキャラでなんとなく一つの方を向くから 、たまに強い。藤浪は、あの明るさと柔らかさで、 みんなを包める気がします。そうなるとこのチームは強い。 やっかい。

間違いなくCSには出てくるでしょう。そのとき、 藤浪と牧がチームを纏めてたら脅威だな。そんなことを思いました。

ふふふ、もうね、優しくまた目配りが効く藤浪選手は、着実に周りに良い影響を与えているようですよ。

三浦監督は、「明るい選手。よくしゃべりますし、いい表情でみんなと会話しているのをよく見る」と目を細めた。前日16日には、プロ初登板を控えたドラフト1位のルーキー竹田とも会話。「緊張するよね。自分のやるべきことだけに集中して。緊張しない方が無理だから」と優しく助言を送った。

メディアに色をつけられる前の生藤浪に接した人たちは、気付きだしている。ほら、こんなふうに。

あ、動画が出てる。貼っておこう!

自分で気に入っている一枚