anemone

ぼんやりしたり、うっかりしたり。

野生の島のロズ

「野生の島のロズ」を観にEXPOの109に行く。どうせ見るならとIMAXレーザー/GTテクノロジー←なんかわからんがスゴそう、いつもの料金の千円増しでありますよ。

主人公ロズのキャラクターデザインは、宮崎駿監督の「天空の城ラピュタ」のロボット兵を指針にしているとクリス・サンダース監督が明かしている。丸い胴体に長い手足。特に長い腕。前描いたラピュタのロボット兵の絵を置きますので、映画未見の方は絵の下は読まないでください。

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いや、ラピュタのロボット兵はパームボール投げませんけどね。ロズが慌てて牽制しようとしてウッカリ手首ごと投げてしまいそうになりボークを取られる絵ってのを考えていたんですが、下手に載せてアメリカさんに怒られたら困るしやめときます。

さて映画。画面は綺麗だった!ダイナミックに動く視点、溢れる自然の表現は見事だった。ロズの機体の動き、胴体中から出てくるギミックも楽しかったし、ロズ自らの身体の使い方も意外性があり、また感情の発露のように見える動きの表現が素晴らしかった。タイムスケジュール的に吹き替えで観たが、字幕で見ればよかった。ロズは最初から女性性が与えられているのかな。声が綾瀬はるかさんであるから最初から女性性なのかもしれん。母性愛を表現するためには女性性が必要なのか?できたら中性を貫いて欲しかったなー。そして動きで十分思考の流れが表現できていたので、セリフを甘いものにしなくてもよかったのではと思ってしまった。意匠が最先端の「母モノ」なのよね。あとちょっと気になったところ。キツネってズル賢いってキャラを割り当てられがち。今作もそう。こういうキメが子ども向けにはあった方が話がわかりやすいのかもしれない。そして急に悪者にされるロボット製造販売会社。えー、そうなの?そうそう理不尽なことはしてないんじゃない?回収依頼があったので飛んできてくれたんでしょ?何かの不具合で自社製ロボットが地獄の黙示録のカーツ大佐みたいになってたら困るし。なんか急に、無理やりというか、どえらい悪者になっててビックリよ。んでストーリーが大団円に向かう時には会社はシレっとまたエエもんになってるし。なぁんか、んー、多分ジブリが作ったとしたらこうはしないだろうなぁと、主人公の姿は似ているが、かなり違った、もっとウェットなものでございました。でもまぁ、小学生を連れて行くのにはいい感じの映画ではないでしょかね、観て気持ちいい体験ができるしアクションもあり感動もあり、で。となるとやっぱり吹き替えかー。