メディアの雑な報道により、個人や個人の業績が誤って広まってしまう事案が続けて目に留まった。
上記は生放送の情報番組内で、ライターさんの顔写真をライターさんが自記事内で扱った死刑囚と誤認させるような紹介の仕方をしたもの。わざわざ写真の下に書いてあるお名前等の説明を消して流している。記事ではなぜそのようなことが起こったか、ライターさんがTV局ディレクターへの逆取材という形で検証している。
こちらは、ご自分の著書についてのインタビュー記事がオンラインで掲載されたが、インタビューを受けた事実は無く、インタビュー部分はライターの勝手な創作であり、また著作の内容を間違って伝えていたという件。ご自身が著作に記載している内容と異なったことを答えている格好になっている。そりゃ怒らはるわね。
プレジデントオンライン、他はどんな記事があるのか少し気になって、過去記事の中から「藤浪晋太郎」を検索ワードで調べたら1年前の記事がひっかかった。あ、コレってアレから取ったな。
大谷の同級生で昨年MLBに挑戦した元阪神の藤浪晋太郎は、今年に入ってテレビ番組でやかましい日本球界、メディアを「お母さんに『勉強しなさい』と言われてた時の心境みたいな感じですかね」と表現している。まさに日本球界の「しがらみ」とはこういうものなのだろう。
数日前の日記でも書いた、デイリースポーツが一つの文章の中に現在の藤浪選手の発言と過去の藤浪選手のインタビュー映像での発言を混ぜる手法で印象操作した件。デイリースポーツのレッド・ヘリング - anemone 上記はそのデイリースポーツが作文した記事をそのまま引っ張ってきましたね、引用元は記せずに。事実ではありません、藤浪選手は2024年テレビ番組で「お母さんに『勉強しなさい』と言われてた時の心境みたいな感じですかね」とは発言していません。それは番組内で流れた彼の過去、ずいぶん若い阪神時代の彼のインタビュー発言です。それをさも今年彼がした発言であるかのようにデイリースポーツが記事に纏めた。それをそのままプレジデントオンラインが使用した。こうして間違ったことが事実に変化していく。
ずいぶんこの件にこだわるじゃないかと思われるだろう。いつの発言かなんて瑣末なことなのに、と。しかし記録として残しておきたい。私が把握できた、メディアによって事実と異なることが最初に捏造された発端、それが一人歩きしていく過程がここにある。それも冒頭にリンクした二つの事例はメディア側がダブルチェックしていない、作者に確認していないなどのウッカリ事案だが、この件はメディア側の悪意に基づく意図が見える。こういうことの積み重ねで、藤浪選手の負のイメージは作られていったのではないか。実際の彼から遠い人ほど、彼は練習嫌いでちゃらんぽらんで自意識過剰だと叩き、彼に近い人ほど彼は真面目な野球小僧と評する。メディアによって巧妙に貶められていく、これが阪神で人気選手であること、人気選手であったことへの代償なのだろうか。それでいいのか。
追記
記事にある疑心暗鬼の状態も、こうしたメディアによる巧妙な印象操作が回りまわって彼の精神状態に影響したのではないかと推察する。つーかさ、これ31日の記事で、ここの中で最後に会ったのは23年の12月とあるので、新しいインタビューではないわね。既視感ある内容。までもアメリカに行って肩を壊してもいいからチャレンジする!って、ホンマに肩が壊れてしまった一年でした。来季は怪我のないように祈ってます!