母のお供で映画鑑賞。「ベルナデット 最強のファーストレディ」なんばパークスシネマにて。フランスのシラク大統領夫人であり、自身も地方議会議員であったベルナデット・シラク(カトリーヌ・ドヌーブ)が主人公。夫や夫の参謀たちから軽んじられ、娘たちともギクシャクしがち、女は控えめでお淑やかなのが良いとされていた現状を、自分に忠実に自信とユーモアを持って行動することで打開していく主人公。優れた政治的手腕を発揮し、国民の人気も得ていく。
亀が好きなんですね、ペットも亀。お洋服に亀のブローチをつけているのだけれど、自分に自信を持って行動するようになるにつれ、亀のブローチのサイズも大きくなっていく。ベルナデットの着ている服はシャネルのもの、どーんと押し出しのあるカトリーヌ・ドヌーブが着こなしている。そうなの、カトリーヌ・ドヌーブにオーラがありすぎて、最初の夫やその取り巻きから軽んじられて惨めな思いをするシラク夫人ってのがあまり見えてこないのよねー。そしてカール・ラガーフェルドのスタイリングで一回は変身するんだけど、その後また前とあんまり変わらない印象の服に戻ってしまう。その後も継続して攻めたファッションでいてほしかったなー。浮気症で旧態依然の考え方をよしとする頑固者のシラク、それでもベルナデットはシラクのことを愛している。ここら辺が不思議だ。全編を通してシラクは批判や冷笑ばかりでベルナデットの行動や思考に寄り添うことはない。ベルナデットがシラクのためを思って行動したことで事態が好転しても、感謝の言葉を言わないのね。一言でまとめますと、シラクってヤな奴、という感想でございます。気楽に見れてふふッと笑ったりして元気も出る、そんな政治がらみの映画でした。