anemone

ぼんやりしたり、うっかりしたり。

握手

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茨木麦音フェストに行く。天気に恵まれ大盛況。ビールがすすむ適度な暑さ、風も吹いて気持ちが良い。会場の広場の向こう正面にはおにクルが建っている。トイレは会場にもあるがおにクルまで行けばたくさん綺麗なトイレがあるし、おにクルは半分が図書館なので、いろんな形のソファーに座って雑誌を読んだり本をパラパラするのも一興。この前はNHKののど自慢やってたし、今度は藤井聡太七冠の竜王戦をするらしい。ライブの手練れジャマーバンドはタイムテーブル押していたが、サクサクっと音を決めてもうやって良いよと早めのスタート。セットリストはメンバー紹介曲を挟みつつの王道、ヒロジさん市議会議員選挙に出たら受かるんじゃないかな。カワバタヒロジでシャンシャンシャン!オーライもウッドストックも聞けて満足満足。画像は夜のおにクル。夜に照明が入ると同じ設計事務所せんだいメディアテークと雰囲気が似ているな。

茨木麦音フェストに行く前に実家に寄って兄に会う。今日は少し具合が良いようで、ベッドではなく椅子に座っていた。モルヒネを使っているそう。前会った時はマイクを使って話もできたが、今は無理のようだ。もう長くはないという連絡を受けて東京に住む甥がきていた。甥たちや義姉と介護ベッドの話やケア用品のこととか、あと他愛のない話を少しして、じゃ、イベントに行くしそろそろというと、兄が手を差し出した。兄の手を握ると少し熱があるようだ。そして病人さんにしては思いの外力強く、ぎゅっと私の手を握るのだった。兄と握手したことなんて、これまであったかな。死を覚悟した兄、兄に死がもうすぐ訪れることを知っている私。「えへへ、じゃぁパワーを注入しとくわねー」なんてしょうもないことを口にする。なんて言えばいい?なにも思いつかないまま、しばらく兄と握手する。兄は私に何か言っておきたいことってあったのかな。私を私と認識できる兄と会うのは、もしかしたらこれが最後になるかもしれないのか。じゃ、また来るねーと言いながら部屋を出る。また来るよ、また握手しよう。何も言わなくていいや、また握手しよう。