anemone

ぼんやりしたり、うっかりしたり。

頑張れ!お絵描きAI

AIでイラストレーションを生成するのが話題、私もやってみたかったのだけれど、PC持ってないし、ちょこっと見てみたら登録が必要だったりして様子見していた。朝の情報番組でLINEで気軽に同じようなことができるアプリがあるということなので、早速トライしてみた。

バーニー・フュークス大谷翔平選手を描いたらどんな感じだろうとずっと思っていた。バーニー・フュークススポーツ・イラストレイテッド誌などで活躍したアメリカを代表するイラストレーター。詩情溢れる画面構成で、選手個人というよりも光と影、取り巻く空気でもってスポーツの持つ普遍的な輝きを描いた。エンジェルスのスプリングトレーニングを描いた「スプリングトレーニング マウンテン」

f:id:cocoanuts:20220831082503j:image

これは「グリーンモンスター」

f:id:cocoanuts:20220831084127j:image

この得点板にバカンと打球当てて自分のプレート落としてましたな。ピッチャー17バッター17の表示の掲示に当ててしまうあの場面がすごく好き。

オスカー・チャールストン 彼の自信や苦悩、言ってみれば人生のようなものが立ち上がってくる。

f:id:cocoanuts:20220831085244j:image

そして圧倒的なのが、モハメッド・アリ 兵役につかないと決断した最強の男。

f:id:cocoanuts:20220901082803j:image

 

もう亡くなっているのでバーニー・フュークス大谷翔平選手を描くことは叶わないのだけれど、もしご存命なら何かしらの感慨を持って彼の葛藤や孤独や歓喜を表現してくれたに違いない。

 

そこでそこで。AIにお願い。

バーニー・フュークスが描いた大谷翔平」できた画像がこちら

 

f:id:cocoanuts:20220831085443p:image

え、あれ?上原投手?誰?エムブレムは古墳?もう少し情報を加えた方がいいのかな。

バーニー・フュークスが描いたエンジェルス大谷翔平選手」

f:id:cocoanuts:20220831085820p:image

はぅ?ユニはエンジェルスになったけど、アフロヘアっぽいし画風もバーニー・フュークスと違うしー。再々トライだ!

バーニー・フュークスが描いた2021MVP大谷翔平選手」

f:id:cocoanuts:20220831090137p:image

あのね、怒るよ!昭和初期の野球映画のポスターかいなー。AIは大谷翔平選手知らんのかなー。そんなことないよね、話題の人だし。と、ここまでで無料で遊べる本日分は終了となってしまった。シンギュラリティの壁はグリーンモンスターよりも高し。

 

1日経って、また3枚生成できるようになったので、もう一回やってみる!今度は英語だ!「Shohei Ohtani painted by Bernie Fuchs」

f:id:cocoanuts:20220901084807p:image
いやーん、ピンストライプやないの!やーめーてー!

 

 

ローソン1号店

昔々大学1回生になりたての頃、新しい仲間、新しい勉強、新しい授業、新しい先輩たちに囲まれて毎日が濃い時間に包まれていた。美術科は一学年45人、それぞれに回生部屋があり、ロッカーに荷物を置くと授業の無い時間はそこでダラダラとみんなでお喋りなどして過ごした。また、先輩たちの回生部屋に顔を出したり、教授たちの研究室にお邪魔したりと、今思えば大学に入りたてとはいえ密な関係を築いていたなぁと思う。こじんまりした課程ならでは。なので友達作りのために何かのサークルに参加する、なんて人もほとんどおらず、高校の延長のような感じで過ごしていた。まぁ全員が美術部のようなものと考えたら良いか。

回生室でコンパ的なことをする事もよくあった。上の学年の人らと一緒の時、コンパの食糧調達だ!ということで車を出すことになりヒマだった私も乗せてもらった。郊外の道を少し走り、レンガの外壁が印象的な平たい建物までやってきた。店名は筆記体の英語のみ。そしてparty foodsと書いてあったような気がする。その佇まいのアメリカンなこと!こんなお店屋さん見たことない!いつもは公設市場やスーパーマーケットやらで食料品を買う生活を送ってきた身には、ここはまるで外国だ。中に入るともっと外国があった。ここは高いけど他ではないものがあるからなーと先輩たちは笑った。店内奥には、ハムやらソーセージ、ベーコンなどの量り売りコーナーがあった。大きな冷蔵ケースに並ぶスライスされるのを待つ太いソーセージたち。赤や緑の粒が断面を彩っている。チーズもいろんな種類が売られていたように思う。この多種多様なハムソーセージやチーズは、痛む前に全部買われていくのだろうかと心配になった。

f:id:cocoanuts:20220824221901j:image

店の名前はローソンといった。ローソンのHPにあった画像をお借りする。

f:id:cocoanuts:20220824222020j:image

そうそう、この冷蔵ケースのなかに外国がならんでいた。なるほど、ホームパーティをしていておつまみやお酒が足りなくなった時に、ここに来て間に合うように遅くまで店が開いているということか。店が成り立つほど世間ではパーティというものを行なっておるのだろうか。それとも局地的に海外からの住民が多いのだろうか。とにかくこのアメリカーンな店で何が売られているのか隅から隅まで検分したい!と願ったが、先輩たちは欲しいものを調達したらさっさと車に戻って行ってしまったので、叶わなかった。

どこかでもう一度あの店舗を復刻して欲しいなぁ。あの日のローソンは豊中のロードサイドで豊かな古き良きアメリカンライフを体現していた。そうそうそうそう、後に豊中ロマンチック街道と呼ばれるようになった地域にあった、高い天井のバーカウンターを持つチャーリーブラウンという郊外型レストランに、先輩に車で連れて行ってもらった時もきっと同じようにポカンと口を開けていたに違いない。大きな窓、広く明るい店内に流れていたビリー・ジョエル。外食をほとんどしなかった家庭で育ったため、こういうお店で気負わず楽しめる人たちの仲間になりたいものだと強く思った。70年代後半のお話。バブル景気はまだ先の事。

こちらのblog、チャーリーブラウンのエントリーに画像を載せてくれてはった。懐かしー!そうそうそう、私も不思議に思っていた。車でしか行けない場所のバーレストランって、今では考えられないですよねー。

 

CMで建築を愛でる

結局大谷翔平選手はトレードに出されることなく、しばらくはエンジェルスでフラストレーションが溜まる試合を続けることになった。パドレスに行って欲しかったなー。エンジェルス側がけんもほろろだったのでパドレスは諦めてソトとヘイダーにしてしまった。無念。パドレスだったらこれからは毎日パドレスの試合が放送されて、連日男前3人組(タティス・ダルビッシュ・オオタニ)が拝めたのになー。エンジェルスはポストシーズンには行けないし、オフの時間がたっぷりある、ということは、スポンサー企業のCM撮影なんかもいくつかこなすんじゃないだろうか。ここはひとつ!HUGO BOSSのフレグランスのフィルムを撮って欲しい!27歳が少年とおっちゃんの分かれ目、すでに立派な大人顔になった彼は、フレグランスのCMいけるですよ。

うわー、すごい建築だ。アゼルバイジャンにあるザハ・ハディド設計の施設。そこを彷徨うかっちょいい男女。外国の香水CMってダイレクトに性愛のイメージに寄せてくるなー。

グッとくる建築に男前。いい組み合わせ。そこにぼーっと佇んでいるだけでなにかストーリーを想起させる。ただ、まだ色気不足というか夜の香水のイメージとはそぐわない、陽光が似合うスポーツラインのフレグランスだな。どの建築家の設計が彼にしっくりくるだろう。無機質なものは似合わない、ナチュラルとも違う少し土くささがあった方がいい、けどドラマティックなところも欲しい。

BOSSは建築好きでGQとのコラボでLAにあるフランクロイドライトのエニス邸も紹介してる。アナハイムからの近さで言えばエニス邸もいいんだけど、ここはひとつメキシコ系はじめての大リーグオーナーというモレノ氏に敬意を表して、ルイス・バラガンどうよ。プリエト・ロペス邸。

このカラフルな壁に囲われたプールでザバーと泳いで欲しい。大型犬も2匹くらいおって欲しいな。プールから上がって犬たちとじゃれていると急に2匹揃って頭を背後にピッとむける。犬たちの視線を辿ると戸口に女性が立っている。プールから上がって犬と遊んでふと視線を上になげる、この位なら野球選手にもできるんじゃないだろうかね。部屋の中に向かう二人、犬たちも喜んで後を追おうとするけども人差し指立てて制止、ゴメンよって言いながらドアを閉めてしまう。どうどうどう、こんな感じ。あ、待てよ、これじゃ建物がよくわからないな、最初は彼女のバックショットとともに建物の中をすすんでいくところからだな。で、馬が置いてある窓からプールで泳ぐ彼、犬と遊ぶ彼を見てる。んで庭に出てくる、二人で戸内に入っていく、と。個性のない場所だと話が見えてこないでしょうが、ルイス・バラガンの建築の中だと建物が見るものに雄弁に語りかけるので、カッコいいCMになると思うなーー。

てな妄想して楽しんでいたら!えー、球団売っちゃうわけ、モレノさん!せっかくメキシコ人建築家選んだのに!大谷選手の未来はより一層混沌とした見通せないものになって行くー。一度は他の球団行って、違うスタッフのもとで才能を伸ばしていただきたいもの。でも 品のないヤジのヤンキースも日本総領事をコケにしたメッツも嫌いだ!パドレスって目はもう無いならば、そうだ、サンフランシスコジャイアンツに行って欲しいーー!綺麗な球場で活躍してくれー!ガンガン海に向かって場外ホームラン打って欲しいーーー。買ってー、オオタニ買ってよぅ、ジャイアンツ!

 

 

リテーナーを噛め!

大谷翔平選手、10勝おめでとうございますー。ベーブルース以来どうのこうのって話ですが、まぁ日本でも2度達成してるってことなので、ご本人にとっては単なる通過点なのでしょう。んで前貼ったNHKの4年間のインタビューをまとめた番組見て気がつきましたが、大谷選手、歯列矯正したのね。19歳の時の口元と今とでは歯並びちがう。綺麗になりましたねー。顎の幅が広くないとどうしても歯がキレイに並びにくいですもんね。

審美的な面もありますが、何よりしっかり噛み合わせることが出来たなら、野球のパフォーマンスにも良い影響が出るのでしょう。教習所行く時間が勿体無いと自動車の免許取らなかった人がですよ、矯正歯科には通った。通う期間は免許取るのに比べたら圧倒的に長いのに。それで尊敬するのは、コンスタントに成績を出し、その後渡米して新人賞取ってること。歯列矯正のストレスってかなりのもんですよ。痛いし、食べにくいし。歯列矯正はケースバイケース、大谷翔平選手の場合奥歯の並びがどうなってたか知る由もないけれど、大きなストレスを感じるのは誰でも同じでしょう。私は歯並びがグイチというわけではなく、右顎だけが受け口という矯正でも外科的な処置しても良いくらいの困難なタイプでとても苦しかったし、食べられなくてかなり体重も減ったなー。運動なんてとてもとても。なのに大舞台で活躍できるなんて凄いですわねー。カキーンと打つ時、頬をぷっと膨らませるけれど、あれって歯を食いしばったら歯の移動で歯茎が痛いので、噛み締める代わりに口腔内に空気を溜めて力を込めるのかしらね。思いつきのいい加減なこと言うてますけど。歯が動いている時は噛むと痛いんですよ!私は小さい頃から歯軋りが酷かったけれど、矯正していると圧をかけると痛いので、寝ながら噛み締める癖が抜けて歯軋りしなくなりましたもん。

大谷選手の場合、元々目立ってヒドい、という感じではなかったけれど歯列矯正しはった、じゃあ八重歯が目立つ佐々木朗希選手はどうなんでしょ。パッターとピッチャーでは、噛み締め具合が違うのかしらね。メジャーに行くなら尚更、早い時期に歯列矯正始めて、向こうに行く頃には終わってて欲しいなあ。それとももう始めてはるのかしら。パフォーマンスも上がり、男前度も上がって、人気も爆上がりでしょう。

よく寝ることが体力回復の大事な要素、と大谷選手は言ってはりますけど、就寝時には矯正装具外した今でもリテーナーは付けて寝てはるんやろうなぁ。動かした歯が後戻りしないようにかばっと歯にはめる押さえ器具。何年かはずっと就寝時につけるもの。もちろん私も今でも寝る時は付けている。麻酔のなかった頃のアメリカ西部では、悲鳴が出ないように外科手術の時に弾丸を噛め!って歯を食いしばらせてたと聞く。リテーナーを噛み締めて、質の良い睡眠でもってリフレッシュして、これからも勝ち星を増やしていってくださいませ。

ぴったりハマる歌

コロナの勢いがおさまらない。なんてこったい、こんなにも疫病禍が長引くとは。昨年の夏はオリンピックやパラリンピックを日本でおっかなびっくりやっていたんだな。

関JAMで山下達郎特集をしてた流れでYouTubeでいくつか見ていた。「さよなら夏の日」聞いた時に、あ、これってオリンピックの閉会式にピッタリハマっている曲だと思った。雨の歌、雨模様だった閉会式はオリンピックだったかパラリンピックだったかどっちだったかな。明日になればここには 僕らはいないと歌う。そして燻り続けていたウクライナとロシア、オリンピックが終わった途端に侵攻が始まった。

どうぞ変わらないで どんな未来訪れたとしても  さよなら夏の日 いつまでも忘れないよ

他の歌詞も一つ一つが判じ物のようにオリンピック閉会式とぴったりハマっていく。一番素敵な季節がもうすぐ終わる。巡る全てのもの、急ぎ足で変わっていくけれど君を忘れない うわー。

もう一つ、ピッタリ状況にはまっている歌があった。あにきさんのやってはったバンドC-POINTの「少年の夢」。これもYouTubeであれこれ聞いているうちに気づいた。

元々はこの歌。C-POINTに改名する前のPIEのときのリリース。あにきさん作ではないので、ROCK色薄めで和っぽいフォーキーな曲だが、若いあにきさんのスムーズなボーカルが素敵だ。川の流れをいつも見ていた少年は、大きくなったら川の向こうの知らない世界を見てやるといつも思ってた。そしてふるさとを後に旅に出る。YouTubeを手繰っていると別バージョンがあるのに気がついた。この歌はテレビドラマの主題歌になった(せーの! - Wikipedia)のでそのドラマに合わせた歌詞に変わっているのかな。

彼の幼い心は夢でふくらみ 大好きなママにいつでも 大きくなったら僕はこの川を渡る、でも泣かないでこの僕を見守ってほしい  という箇所が

彼の幼い心は夢でふくらみ 大好きなこの街いつでも おやじの大きな影と静かな眼差し 忘れはしないよ、あの日の言葉を   にかわっている。そうしたらピッタリとハマった。

世界一の野球選手になるんだという果てしない夢を持って海を渡る。父親の「懸命に打ったり投げたり走ったりしなさい、そうしたら野球は上手くなる、楽しくなる」という言葉を胸に。うわー。

いつしか少年は川を渡ってた  

抱えきれない夢とママの写真を持って

 

 

 

カリンバは楽し

カリンバを手に入れてぺそぺそ弾いている。きっかけはジャマーバンドの対バンライブで久しぶりに見たアミーゴス。山田晴三さんのカリンバ演奏を聴いて、やっぱ良いよなーと思ったこと。

調べてみたら案外お手頃な値段だったので、勢いでポチッと購入した。おぉ!こういう音の並びなのね!まず歌のメロディーだけぺそぺそ弾いてみる。良いじゃん良いじゃん。面白いなぁ。童謡やらジャマーバンドの曲やら弾いて遊ぶ。キーが合わず一緒に歌えず。そのうちにメロディーだけでなく、同時に伴奏も入れるカリンバソロというのもやってみたくなってくる。ついてきたパンフレット見てキラキラ星を練習する。俄然難しくなる。小さい頃ピアノを習わされていたが、ピアノはだいたいが右手がメロディー担当、左手が伴奏担当だったが、カリンバは左右交互に音が並んでいるので、メロディー担当が右手左手目まぐるしく変わる。むむっ!むつかし!

一生分キラキラ星弾いたような気がする。なんとか弾けてきたら、別の曲が弾きたくなりyoutubeで探すが、ジプリアニメの曲や最近のヒット曲が多いのねー。なかなか、この曲弾きたい!と思うような曲がない。辿り着いたのがムーンリバー

音色が曲に合っている。アレンジも好みだったので、こちらをお手本に頑張るのだが、なかなかうまく弾けない。このジェラララって指を滑らせて音を奏でるのが難しい。まだまだ道のりは遠し。

もっと上手くなったら、サウンドオブミュージックの私のお気に入りも弾いてみたい。気分はコルトレーン。いや待てよ、この曲は細かいキーの変更がいるのね。なにせピアノでいう黒鍵がないカリンバ、だから弾ける曲が限られてくるんだなー。キーがCで単純に演奏できるタブ譜探そう。

とってもとっても上手くなったら、月の光もやってみたいな。飽きずに練習できるかなー。

 

わてホンマによう言わんわ

いやもうヒドいな、エンゼルス!ホンマに大谷投手登板日しか勝てないのな!てか、こんな守備陣攻撃陣でこれまでよう9勝できたな!アデル、もっとちゃんとせぇよ!ベラスケス、あんたが一塁におるから勝負してもらってんねんやんか、勝手に盗塁すな!ほれ申告敬遠くらったやんかー!あら失礼しました、フラストレーション溜まってつい口が悪くなってしまいましたわ。でもねー、大概の日本人が同じ気持ちと思うわー。ホームラン打ったりした時に時折日本語が現地実況で混じるのが話題になるが、今度は是非、こうしたやらんでもええ失策をした時などにはこう叫んで欲しい 「カタン

丁度地元記者の密着取材による大谷本が出たので買って読んでみた。

 

スポーツ選手のことについて書かれた本を読むのは初めてだけど、これ大谷選手の事あまり知らないアメリカ人が読んで面白いのかな?私は記述の該当場面を脳内で再生していたので読み切れたが。脳内再生して補完するならそもそもが映像作品で良くない?NHK制作のコーチや記者など周辺へのインタビューを中心にまとめた「証言ドキュメント 大谷翔平(2018)」「証言ドキュメント 大谷翔平 二刀流復活への序章(2019)」が上手に作ってあって好きなんだけど。あぁ、活躍した2022年こそ、この証言ドキュメントシリーズを製作して欲しかったなー。

本はというと、なんかこう、盛り上がりに欠けるのよねー。過剰に盛れとは言わないが、でも読み進めていくうちに全てがサラーっと流れていくようで、読み手にカタルシスを与えてくれない。毀誉褒貶アップダウンの激しい4年の記録なわけで、普通に書いててもグッとくる場面はあるはずなんだが、こっちがあ、この局面だ!と身構える割に淡々と進んでいってしまう。なんかこう肩透かしをくらう。基本的に時系列に沿っての記述だが、時おり後先になる箇所もあり、だからと言ってそこでその処理でブワッとなにかが盛り上がるわけでもなし。反面、日本のテレビが追い切れていなかった部分である、ニグロリーグでの選手たちや、ベーブルース以降に二刀流を行っていた選手たちについての記述はとても興味深かった。後、特定のyoutubeチャンネルを取り上げるのはなんだかなー。彼女の存在はマスコミにもよく取り上げられているから既に有名人なんだけれども、現地映像を使って編集した動画をアップさせているのは彼女だけではないわけで。あの章は無い方が読後感が良かったと思う。彼女はもし大谷翔平選手が中部地区や東部地区のチームに移籍したら、転居して追っかけを続けるのだろうかな。←余計なお世話

まー、それにしても、つくづく大谷選手は身体能力が優れている人なんだなぁと本を読んで改めて思う。子供の頃はスイミングに通っていたという。そのまま水泳を続けていてくれたなら、金メダルも獲れたろうに!と水泳関係者は思っているだろうな。お母さんがバトミントンではなくバレーボールの選手で、ママさんバレーに幼い彼を連れて行ってたなら、ひょっとしたら不世出のアタッカーが生まれていたかもしれないし、サッカーだってテニスだって、本腰入れて練習していたらひとかどの選手になっていたろう。ま、野球ほどには稼げないだろうけどね。

後半戦もエンゼルスはフラストレーション溜まりそうな試合が多そうだ。パドレスのタティスjrの復帰近いし、そうそう、アストロズのペーニャ選手がカワイイのでワースポで見たらキャーキャー言おう。ミーハー全開で鑑賞したいぞ。