anemone

ぼんやりしたり、うっかりしたり。

プールあれこれ

もうすぐプール開き。もう何年水着を着ていないだろう。最後に買ったのは太もも部分もあるレスリングの選手が着るようなものだが、一回も水に入っていない。電車の中吊りで服部緑地ウォーターランドのウォータースライダーの改修を知る。直線コースの普通のスライダーになっていて、小さい声で「まじで?」と言ってしまった。


服部緑地ウォーターランドができたのは、息子らが小学校だったので15年くらい前なのかな?それまではもっと駅から近かった服部緑地内の地味めプールにお世話になっていたが、そこがなくなって代わりにできた今度のは、流れるプールにウォータースライダー!入場料は高くなったがそりゃ行くでしょう。で、そのウォータースライダーに驚いた。それまでのスライダーといえば、長さと角度と螺旋でスリルを体験するものだったと思うのだが、服部緑地ウォーターランドのスライダーは違っていた。距離は長くない。ふつうのカメラを横に構えてフレームにちゃんと収まる程度。しかしこれがスリルとサスペンスに溢れた画期的とも言えるものだった。レーンは体の幅よりもかなり広く取られ、斜面の角度の他に底面に微妙に高低差があり、ゆるゆるとカーブが入ったコース設定だった。この結果滑る人間はどうなるかというと、床でもんどり打つ、カーブで転がされる、広いレーンの中で態勢を崩される、初めに確かに座ってスタートしたはずなのに、数秒後着水する頃には頭が下になっていたり横向きになっていたりうつ伏せになっていたりの大波乱。こぉれは怖い!尋常じゃないスリル!体の小さな子たちがカーブでぱらんぱらん飛ばされながら落ちてくるのを見て、いやー、ウォータースライダーにこういう方向性があったか!と感動した。小さい子だけでなく大人でさえ、態勢を全く制御できないままダイナミックにシェイクされ翻弄されて降下する。体がレーンから飛ばされて浮くのだ。もうね、隣のレーンとの堤防に半ば乗り上げながら回転したりね、えらい騒ぎですよ。長島スパーランドや芝政にも行ったが、今でも「日本で一番スリルが味わえるウォータースライダー」はこれだと確信している。服部緑地ウォーターランド このページの画像が、多分開業当時のスライダーのものではないだろうか。いやー、長い距離や角度を取らなくても、こういうことでスリル溢れるものができるんだなーと感心していたら、程なくウォータースライダーは改修にはいってしまった。腰や頭を打ったりの怪我人続出で危険なためとのこと。えー。


改修が終わりお目見えした第二期ウォータースライダーはこんな感じ。


笑うしかない、ウォータースライダー - YouTube

コンセプトはそのままに、レーン全体に土手を盛り上げ幅を狭くし、あまりコースに対して体が左右に振られたり浮き上がったりすることがないようになった。つるんとしていたそれぞれのレーンが二段重ねのような形状になっている。身の危険を感じるという以前のレベルではないものの、ただ上から下に滑り落ちるだけという通常のものとは違った楽しみがここにはあることがわかってもらえるかな?
そんな革新的なウォータースライダーが、とうとう今年は「ただのまっすぐな普通のウォータースライダー」になってしまった!なんたる事!お母さんは認めませんからね!よそはよそ、ウチはウチですからね!


思えば、自分が小さい頃好きだったのは、何と言ってもミリカプール!造波プールの波の高さが半端なかった。1時間に10分ほど波が立つのだが、ホントに「波が立つ」のだ。他商業プールでの波の出るプールでは、そういえば水がそよそよ動いてますね的な波で全然満足できませんっ!ミリカは違うぜ!ザブーン!だぜ!シーガイア級の波が、昭和40年代にすでに千里では青少年を熱狂させていたのだ。私がミリカプール好きなので息子らを連れて度々遊びに行った。その頃は波は30分に一度の大盤振る舞い。もちろん息子らも造波プール大好き。次男ごく小さい頃波の出る先頭近くに行き、足が付くと思ったか混雑の中にたぷんと飛び込むもかなり深いためそのまま沈み、危ういところを監視員さんにむんずと片手で釣り上げられて助けられたなぁ。そんなミリカプールも今は無い。毎日放送の施設とマンションになっているのかな?造波プールの楽しさを末長く伝えて欲しかったのに残念なり。


ともあれ、夏のお楽しみ、服部緑地ウォーターランドに来られる人に注意喚起。服部緑地駅から歩きではキツイですよー。まぁ歩けない距離じゃないけれど、暑い夏にぼそぼそ歩いていくと確実に幼児は泣く遠さですよー。帰りは疲れていますからなおさらぐずりますよー。おんぶして水で重くなったプールバッグ持って歩くのは地獄ですよー、とだけお伝えしておきましょうか。