anemone

ぼんやりしたり、うっかりしたり。

毀誉褒貶

映画の楽しみの一つは、あれこれ感想を読み歩くこと。「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」は話題作だから面白い感想もいろいろ読めるかなと、yahoo映画やら映画.comやらを覗いてみたら、なんだかエライことになっていた。
☆一つの採点の多いこと多いこと。満点の大傑作!とは思わないけれど、☆一つとまで言い切るほど悲惨ではないでしょう。その根拠はいかにと文章を読んでも、ちっとも具体的でない。ただ感情的に全然ダメとか言い捨てているだけのものが多い。じゃぁこの人はどんな映画だったら好意的に見るのかと他の感想を読もうとしたら、なぁんだ、このスターウォーズしか投稿していない。この人も、この人も。☆一つの採点の人はもしかしたら同一人物がたくさんアカウント取って、せっせと星一つ運動しているのかもしれないな。数行の暴言吐きコメントに「ためになった」を20も30もつけるにはたくさんアカウントいるだろうし。
で、投稿感想それだけ&☆一つのタイトルに多いのが「いい点を付けているのはサクラ」というもの。どの口が言う!呆れる。何がしたいんだろう。自分の思い通りのものでなかったから、全力で、どんな手を使ってでも貶める!という決意のもとせっせと投稿しているのかしら。

何事にも「熱狂的なファン」はいる。スターウォーズ関連にはわんさか居そうだなぁ、面倒クサイ熱狂的なファン。あなたの望んでいたものでなかったのだったら、それは残念でしたね、でもそれを楽しんだ人たちを罵倒するのは違うでしょう。策を弄して評判を落とし、「新しいスターウォーズ」が好きになるかもしれない人達を減らそうとするのは、なんとも愚かしい行為だし、みっともないなぁと思った次第。

スター・ウォーズ /フォースの覚醒

正月休み、エキスポパークのIMAXで「スター・ウォーズ /フォースの覚醒」を観た。3Dであったが、んー、どうだろ、あのでっかい画面のIMAXでもって吹き替えの2Dのがよかったなぁ。その方が没入できたと思う。
画面は巨大、一応奮発してエグゼクティブシートを購入、座面をリクライニングできたのでよかったけれど、これを通常座席で見るなら、かなり後ろのシートを取った方がいいと思う。6階建ての高さのものをずっと見上げてたら首が痛くなってしまうと思うな。

私はそんなにはスターウォーズには思い入れは深くない。エピソード4と5はリアルタイムで映画館にて鑑賞、6はビデオだったかな。そりゃビックリしましたさ、映画館で4を最初に観た時は。ちゃちくない壮大なスペースオペラ!広い広い惑星の砂漠やら雪景色やらの中をでっっっかいマシンがデンツクデンツク動き回って。人類はすごいもんが作れるようになったのねって感心したもの。
エピソード123は見ていない。ビデオでも見ていないな。何でだろう、なんで見ようと思わなかったのかな。なぜダースベイダーになったのか、アナキンは暗黒面に落ちたのか、ってのがテーマだと聞くだけで見る気をなくしたような。ええがなそんなもん、知らんがな、辛気臭いなぁって。

ではなぜ今回見に行く気になったのか。やはり、456の続きだと聞いて、またあのメンバーが出てくると聞いて123見てない私でも大丈夫と判断した。とにかく日本一の最新IMAXを体験したい、ならば新作のスターウォーズほどその体験をエンジョイするのにふさわしいものはなかろ?

面白かった!十分楽しめました。IMAX凄い!包まれる感じ。ノーマル映画で見てないから比較はできないけれど、見る事が出来る環境ならIMAXで見た方が楽しめる!と思う!3D具合は箕面IMAXで見たアバターの方が感動した。メガネがあるとどうしても気になってしまうのでこのスターウォーズは3Dでなくていいな。

レイア姫、もとい、将軍が良かった。いい感じに老けてくれてて、サッチャーさんやらメルケルさんやら実際にいる女性宰相のもつ独特の雰囲気のようなものがちゃんとあった。ハンソロ見て「女性」の部分がじわっと出てきてしまうあたりも巧み。若さを留めようと整形を繰り返し、結果モンスターのようになってしまうハリウッド女優が何人かいるが、そんなことになっていなくて本当に良かった。
ハンソロも老けた。この老けた二人の間に通う気持ちが愛おしい。年をとった者たちが昔愛した相手を抱きしめる。自分が年をとったからそういう場面がグッとくるのかな。生殖をともなわない異性間の愛情。なんか言葉にしたら変だけど、幾つになっても相手を愛おしい可愛いと思えるというのは、今の私には最高のファンタジーだ。

ツッコミどころも幾つかある。なんであんなに目立つ格好なのに警備に見つからないんだ、とか、あんたいつの間にそんなに強くなったとか。なにより気になった点は、テクノロジーがあんまり進歩してなさそうなところ。30年経ってるんでしょう?人物がちゃんと老けているだから、その分いろんなモノが技術革新しててもいいんじゃない?ファルコンはそのままでいいとして、両軍の攻撃機はもっと違うもの、わぁ、それぞれこんな風に進化したんだ!みたいな驚きが欲しかったな。人間を取り巻く周りのものが30年の歳月を感じさせてくれないから、人間だけ老けてるところに違和感が生まれる。

あともう一つ、あの彼、顔でっかいですな、マスク外してもまだマスクつけてるみたいなでかい顔でビックリ!いや男前でしたがね、でもでかいわー顔。





新年

随分とあいてしまった。依然として歯列矯正継続中。上下の歯列とも外側に矯正器具を装着している。右の犬歯をおろすべく上下の歯に小さな輪ゴムを渡して引っ張っている。しかし歯磨き時のほか、何かを食べるときには外さないといけないため、ついつい輪ゴムをかけるのをサボってしまう。ふと気付いたら終日やってなかったという日も。

基本的に下の歯列が上の歯列よりも前に出てくる事はなくなったが、センターは下の方が右にずれている。そのため、上の歯をもっと前に出して下の歯列が左に行きやすいようにする、との事だが、いやだなぁ。すでにこれまでの矯正で歯全体が前に出てかなり顔が変わってしまった。河童?鳥?狐面?とんがり口で自分の顔があまり好きになれない。顔の下半分が前ににゅうと出てきたので、ほうれい線も できてしまったし。これから先、どんどん下品な顔になりそうで怖い。

矯正中の食事メモ:大根もち

依然としてご飯粒が苦手、どうしても麺類が多くなる。クタクタにしたインスタントラーメンをあまり噛まずにずるずる飲み込んだりしている。で、もうちょっとなにか食べたいなと思う時に、いい加減な大根もちを作って食べている。
大根もちもちゃんと真面目に作ると特別美味しいんだろうけれど、良い加減に作ってもそれなりに美味しい。
大根はスライサーでツマを作る感じで細かく切る。10cmくらいもあればいいか。本当はすりおろして水気を切るのが正統派、だけど大根おろしを作るのは案外力がいる。ツマを作った方が早くて力もいらない。そこに微塵切りにした干しエビを加える。量はまぁお好みで。片栗粉とお好み焼き粉をそれぞれ大サジ2弱と塩少々投入、ぐりぐりかき混ぜて、ごま油を熱したフライパンに一口大にポテポテと落とし並べる。匙でペタペタ成形して平らにし、しばらく焼く。カリッとしてきたら裏返し、今まで使っていた包丁やらボウルやらを洗っている間放置、本体は何となく透明、両面に焦げ目がついていたらもう出来上がり。バターをのせ、醤油を回しかけて食べるのが好き。辛子醬油でも、チジミのタレ的な味でもいいかも。
しっかし、焼き芋と大根もち、なんだか「欲しがりません、勝つまでは」の世界だな。

矯正中の食事メモ : 芋チャウダー

芋ばかり食べている。ご飯粒は依然として苦手、昼の食事はなにか汁物とダイエーの店頭で焼いている焼き芋という組み合わせが多い。
ダイエーの焼き芋が美味しい。とろーっと柔らかくジューシーに甘く、舌で潰すだけで飲み込める。そして家から、持って来たチャウダー。
ベーコン少々と里芋とか海老芋、セレベスなんかを輪切りにし、玉ねぎやにんじんとバターで炒める。ひたひた位に水をいれ、煮崩れそうになる位煮る。味付けはクロアチア土産のベゲタ。粉末のクロアチアお袋の味。コンソメでも可。あと、大さじ一杯程度の白味噌を投入、そして牛乳を半カップ位入れて温めて仕上げる。クロアチアと京都のお袋の味連合は最強なり。

ピンを打つ

毎月の定期チェックの後、一週間あいた本日歯茎にピンを打つ処置。内側に一本、外側にも一本。あれ?当初は3本打つって説明されたが一本減ったのね。少ない方がいいに越したことはない。なにせ一本2万円、消費税合わせて43,200円の処置である。

少し時間がかかるとのことで、いつもは仕事終わりに医院に行っていたが、本日だけ昼休みの1時間を使っての処置。麻酔の後、タオルを顔に被せられ、キュルキュルキュルとドリル様の音とともに、あぁ、頭にネジ入って行くのね的振動が。まず内側の一本はつつがなく埋め込み終了。外側のピンを打つために唇を極限まで横に引っ張られつつ、キュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュル、あれ?いつまでキュルキュルしても頭蓋に響く感触なし。空回りしてるなぁと歯医者さん。ネジのメーカーを変えて再度挑戦、やっと埋め込み終了。わわー、口蓋ににょっきりでるピンの存在感半端ない。内側のピンには舌が当たっても痛まないようにパテ様の盛り土を施してもらう。外側は舌に当たらないからとそのままピンが露出しているけど、んー、頬の肉に引っかかって痛み出すのも時間の問題かも。このまま一ヶ月ほど様子みて、骨にちゃんとピンが定着したら、左の歯列を上に引っ張り上げる処置を始めるそう。先はまだまだ長い。初めに痛み止めを飲んだが、それでも全体にズキズキする。早く寝る。

矯正中の食事メモ:補助食品

依然として噛まないといけない食品を食べたくない。歯が動くための痛みによるものではなく、矯正器具に食べ物が絡まる不快感が食欲に勝ってしまう。朝はバナナとヨーグルトと牛乳をバーミックスで混ぜたもの、昼はスープという食生活。足りない食物繊維飲むグラ で補っている。ヨーグルトに混ぜて食べたり、朝のシェイクに混ぜたり。飲むグラの味は、カルビーのフルグラよりももっときな粉よりかな。袋に書いてある規定量では大量すぎてどう考えても混ざらない。おおさじ1杯2杯がせいぜいの量。普通の食事が摂れる人には積極的にはお勧めできないが、というか、あぁカルビーのフルグラ食べたいわー、矯正中の人には手軽に食物繊維やビタミンが摂取できるのでオススメします!