anemone

ぼんやりしたり、うっかりしたり。

メゾチント

藤浪選手、今回の登板は四球もワイルドピッチもなく、アウトはすべて三振で(HRは出会い頭事故)投球フォーム安定してきたみたいで嬉しい。スプリングキャンプでは千賀選手そっくりフォームだったのが、紆余曲折あって昨年見てきたフォームと似た様な形に落ち着いた、ということなんだろうか。シロートにはわからん昨年とは決定的に違うナニカが、ぱっと見同じ様でもソコにはあるんだろうか。これまでのシラキュースでの投球動作を拝見するに、こうちょっと内股っぽい足の置き場所で腰を少し落としつつモゾモゾっとしてからの投球動作開始で、息子ら小さい頃によく「遊ぶのやめて、早よ先にオシッコ行ってき!モレても知らんよ!」っつって怒ってたなぁなどと益体もないことを連想した訳だが、昨日の投球はそんな印象は受けなかったな。日々マイナーチェンジを繰り返している。メッツ好調、好調っても大概投手陣四球出してて、でも抑えて勝って、そこに藤浪選手がロースターに入ったとして一つや二つ四球出しても抑えてくれれば、特に目立つってわけでもないのでは。四球出したら鬼の首取ったかの様に声高にこき下ろす日本のメディアさん、好調な時もよろしくお願いしますよ。

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メゾチントの技法の応用で画面がつくれないかなとやってみたが(色面を重ね、消していくことで図象を露わにする)、 労多くして功少なし、結局白と濃茶の線を足して仕上げる。発掘された壁画のようだな。ポンペイか、マケドニアか。メゾチント風技法は研鑽するともう少しマシになるかな。今後の課題。

4月中旬の園芸覚書

独裁者になる季節がやってきた。暑い暑い言いながらもパンジービオラはわんさか咲き続けている。ナスタチュームは元気よく花をつけ、冬越ししたサフィニアは見事にみっしり育ちたくさんの花を咲かせている。

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それでもすぐに季節は移ろっていく。初夏から夏に向けて花を咲かせる苗を植えていかなくてはならない。春の花これからの花、どちらも置いておくほどの鉢も場所もない。とりあえずフクシアを一つそれ用に空けておいた鉢に植える。今回の苗はサントリーの園芸種ではなく、ガーデンフクシアにしてみた。

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あと、ペチュニアの類も今回はサントリー外しでPWのスーパーチュニアとスーパーベルの苗購入。どの鉢に植えるか。レモンイエローの「よく咲くスミレ」をバッサリ処分するかなー、アリッサムも少し元気無くなってきたし、無慈悲に抜いてスーパーベル植えるべき?

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サントリー外しがテーマみたいになったが、一鉢はサントリーのピンクのフクシア(園芸種名エンゼルスイヤリング)を植えたい。苗が店に並ぶまでもう少しだな。

藤浪選手、今朝の試合は四球暴投で一つのアウトも取れないまま降板とのこと。うーむ辛い。シロートの私でも、投球動作の改造は失敗なのではと思ってしまうが、どうなんだろう。今のまま努力を続けていけば大丈夫とアスレチックスのコーチは言い、彼のフォームを変えるつもりはないとオリオールズのコーチは言い、ラッチマン捕手は彼はデリケートな投手だと言った。Metsさん、今のやり方は長い間彼を腐らせた阪神と同じなのではないですか? 始めてしまったものは仕方ない、ゆめゆめ彼を途中で放り出すことなかれ。 事態が好転することを祈っています。

Shouldn't the Mets learn from the past? Let Fujinami go to AAA, let him change his pitching form, let him throw once in a while and see what happens.The Hanshin Tigers let him rot slowly for 5 long years like that. Mets, you started doing it , please be responsible for making him better until the end. If the Mets can't do that, at least get him back to last year's level. #SaveFujinami  

時差でおめでとう

藤浪晋太郎選手、現地時間でのお誕生日登板お疲れ様!今日は無安打無四球バッチリな投球で、安心したー!お誕生日ということで公式からお誕生日おめでとう画像が出るかなと思ったけれども、シラキュースは試合画像にテキストでおめでとう、お誕生画像作ってくれたのは

コチラだけだった。Mets公式からは何も無かった。同じようにシラキュースで調整していた選手の時は、ニューヨークもシラキュースもおめでとう画像作って出してくれてたのに、外様には冷たいのね、Mets。

しょんぼりして悲しいので、ここは一つまたしてもSuno君に藤浪応援歌を作ってもらう。今回は英語歌詞にしよう、ざくっとした英詞を書き、それをAIが発展させて整えメロディをつけるやり方で作ってみた。そしたらねー、ベタな歌詞が好きなのよSuno君。瞳の奥で炎が燃えたりね。までも、何回かこれ聴いてたら元気がでてきたー!皆様、ご唱和ください、🎵Go! Fujinami Go! Go! Fujinami Go! Yeah! 

 

水原一平氏の訴追関連報道が出て、それに対する感想やら意見やらが溢れかえってお腹いっぱいだ。 連邦検察の調査において過去の大谷・水原間のメールやら通話内容などがチェックされたということで仰天する。恐ろしー!探ろうと思えばそういうのはすぐに出来てしまうのだな。例えば中国の情報統制について知るとこわいと感じるが、情報のお上へのつーつーさ加減でいくとおんなじ様なモンではありませんの。通訳という立場を最大限に利用しての狡猾な立ち回りが浮き上がってくる調査内容で、ほんの出来心から始まった借金雪だるま、という構図では無いのかもしれない。多分出る口述筆記本「大谷翔平と私 目眩しの日々」の内容は濃いぞ。映画化は大谷選手を演じる役者さんが思いつかないので実現難しいだろうな。

水原氏のかなりの悪党ぶりが窺える調査内容に、過去の水原氏の通訳としての仕事ぶりに対して、大谷選手の気持ちを正確に訳してなかったとか、言っていないことを言っていたとか、急に評価を反転させる意見があってそれもなんだかなぁと思う。私は水原氏は大谷選手のメディア対応関連は良くやってたと思う。翻訳している時に水原氏が腹の中で大谷選手のことをどう考えていたかは知り得ないが、あのほわぁぁぁぁっとした大谷選手の受け答えを、きちんと文章化できるものに変換していたもの。そもそも試合後の大谷選手のあの主語なし断定する語尾なし定型文多めの答えで、彼が口に出していないワードを使わずに大谷選手の気持ちを表現することなど不可能であったろう。そして、世界にいまだに多くいるアンチの存在にイラつく気持ちを忘れないでいてほしい。アンチが多く存在する土壌に、彼の極端な後払いによってドジャースに金銭の余裕をもたらしヤマモトやその他有力選手をごっそり契約させたやり方があると思う。そりゃ規則違反ではないでしょうよ、でも抜け穴的なやり方で「ズルい・紳士的ではない」と言われても仕方がない。オオタニはリングを金で買う奴。坊主憎けりゃナントカで、揺るぎないと思われる連邦検察の調査もMLBのドル箱オオタニを庇ったものだという主張にすり替わる。こき下ろしたい人はなんぼでも自分の主張に合うよう都合の良いように事実をこねくり回す。そうなんよー、この酷い決めつけで揶揄される悔しさ、これをずーーーーっと藤浪選手とそのファンは味わい続けているんです。こういうことは我が身に降りかからないとピンとこないと思う、なので今のイラつき、それを忘れないでおいて欲しいと切に願う。

Happy Birthday!

藤浪選手、お誕生日おめでとうございます。実り多い一年になるよう祈っております。今日は投げるのかな?なかなか安定しないピッチングが続いていますが、って言いますか、もっと投げさせてあげて!こんなに間隔があくと掴めるものも掴めないのではと心配になってしまう。まぁプロ集団の判断に対して、諸々わかってないファンがとやかく言うべきモンじゃないでしょうけれど、やっぱりねー。ヤキモキしてしまう。シラキュースのユニフォーム着た藤浪選手のお誕生日カード。彼の笑顔がたくさん見たい!という願いを込めて。

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そしてやっぱりメジャーのマウンドに立つ藤浪選手が見たい!Metsユニフォーム姿のお誕生日カードがこちら。もともとはもっとおちゃらけた文言「バッターよ震撼せよ、唸る剛腕、飛び散るピッチコム!」みたいなのを書いていたけれど、なんだかこちらが勝手に不安になって、自分を落ち着かせる意味を込めて、真面目な事をくどくど書いたものに変更した。

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まだまだシラキュースは寒い日が続くでしょうけれど、怪我のないようにご自愛ください。ご自身の納得のいく投球フォームで、再びメジャーで勝負する日々を心待ちにしています。がんばれ、藤浪選手!逞しい命の輝きを見せてください!

 

 

 

9か月

「椅子とめぐる20世紀のデザイン展」を見に高島屋まで行く。ん?高島屋カードを提示したら無料で見られるとのこと、そうなのかー。こうした椅子の展覧会は好物、あると行きたくなってしまう。まぁ名作椅子の展示となると大体同じような内容にはなるんだけれどもね。

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ガウディのデザインした椅子。手を置くところがビラっとひっくり返っているあたりが、らしいデザイン。

IKEA店内を想起したけれども、同じ時代のものを集めて「時代を象徴する部屋」としてひとまとめにして見せるやり方が面白かった。

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「バンビーノの秘密基地」と銘された子供部屋での主役椅子で名前は「ジョー」、てっきりシューレスジョーかと思ったら、ジョー・ディマジオのジョーだった。

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これはフランクロイドライトのデザイン。ピーコックチェアはイマイチと思ってしまうが、これはいいな。コレ好き。デザインがうるさすぎなくて愛嬌あってなにより座り心地が良さそうだ。

出口付近に実際に座れるコーナーがあって6種ほど椅子の座り心地が試せる。で、例によって私の体と椅子の規格が合ってないので、足がつかずにブラーンとしたりで本当のところの座り心地は掴めない。

昼を高島屋で食べ、母と兄たちの住む家へ行く。母の冬の道具類をしまったりのお手伝いを済ませ、退院して静養してる兄夫婦の顔を見に2階へ。ちょうどよかった、聞いておいて欲しい話があると兄が言う。癌が転移している、場所的に手術は無理、放射線照射も以前してしまっている場所なのでできない、抗がん剤での対処になる。主治医にはこうした状況の患者の平均余命は9か月なので身辺整理をしなさいと言われている。家や土地の権利書はこれ、贈与税絡みでなにか聞かれる場合があれば、こうこうこういった経緯であった事を言ってもらえたら良い等々、理系研究者らしい態度で説明していく兄。しばらくは訪問治療になるが最終的にはホスピスに行くことになるだろう、この一覧から大体候補を2箇所くらい決め、先に面接を受けておかないといけない、そこから入れてもらえるまで順番待ちがある。どうせ私はそこに行く時にはもうよくわからん状態になっているはずだから、あなた達が行きやすいところで決めてもらったら、そこに面接に行きます。余命宣告されている人からいろいろ説明を受ける我々。9か月。9か月って。

国際版対藤浪仕様レトリック

大谷選手のドジャース移籍後第一号ホームランボールをめぐってのゴタゴタが色々考えさせられる。3月23日の日記にも書いたが、こういう流れって、藤浪晋太郎選手を巡る鬱陶しいマスコミが常時使うサゲ印象操作レトリックの国際バージョンよね、と思う。とりあえず私が採取したものからの状況まとめ

出ました、ようやく大谷選手今季初HR!→ 客席のドジャースファンキャッチ!ラッキー!→ ドジャース側、ボール持ってた奥さんを素早く確保、一緒に来ていた旦那さんから引き離して奥さん一人を数人の警備員で囲みボールを渡すよう交渉開始 → ボールを記念品と交換してください、交換しないで持ち帰るならボールに公式な記録の付与は出来ませんな → え、何この有無を言わせない感じ、記念ボールを帽子二個と交換?そんな価値じゃないでしょ。オオタニのために交換するけど、私のこと強欲な守銭奴と思ってる?私は生粋のドジャースファンよ? → HRボールキャッチしたけどドジャースの対応には悲しくなってしまったと奥さんsnsで発言 → オオタニさん試合後の質疑応答でいつものようにほわっとホームランボールについて言及「まあ戻って、ファンの人と話して、はい頂けるということだったので、はいまあ僕にとってはすごく特別なボールなので、ありがたいなと」→ 新通訳のアイアトン氏がほわっとしたオオタニの返事を「 I was able to talk to the fan, be able to and was able to get it back」とオオタニがファンと会って戻してもらったと訳す → The Athletic 、Sam Blum記者署名記事にてこの事を公にする。そして彼女はオオタニには会っていないということも伝える → 一連を各メディアが(好きなように解釈して)伝える → 「単なる通訳の失敗だ」vs「オオタニは嘘つきだ」「オオタニは世間が彼女とオオタニが会ったと誤認するようにわざと曖昧に言うずるいやつだ」

まぁ、落とし所としてはロードから戻ってきた時に改めて、記念撮影したりいい席に招待したりって感じかな。ドジャース側の初動が失礼ってのが一番の問題、そしてやはりオオタニさんのほわっとした返答が騒動を大きくした要因。通訳さんを責めるのは酷だと思う。これまで日本語しか使ってこなかった私でも、このオオタニさんの「戻ってファンの人と話して、いただけるということだったので」と言うコメントは、え?何て?どういうコトなん?と思うものな。こんなほわっとした答えを事実通りに伝えようと思ったら、かなりの意訳&追加説明を入れないといけなくて、それを息を吐くように自然にこなしていたのが一平氏だった。一平氏不在の現在、これまでと同じような日本式返答では、恣意的に捉え持論を展開するメディアには太刀打ちできなくなる。オオタニさんの今後の課題。もしくはドジャース側が一平氏のような特殊でエクセレントな技術を持った通訳者を連れてこれるか。

そもそもなんでNPBの選手はほわっと答えるんだ?メディアから自分を守るために、ほわっと、なんか言っているようでいて、ちゃんとは答えてなくて、ニュアンスだけ伝える、みたいな言い回しで揚げ足取りに備えたんではないかと想像する。昨年、藤浪選手はほわっとは答えなくて割と具体的に答えていた。その言説を恣意的に切り取り揶揄するコメントがいーっぱいあったものな。そのニュアンス戦法をアメリカで使用すると、こんどは今回のようなぼんやりとした部分を取り上げられて、そのぼんやりさせた意図を恣意的にいじくられる。曖昧な部分こそが印象操作されるネタになる。今回の騒動は、藤浪選手ファンはきっと、日本で藤浪選手がメディアやsnsでやられた事をアメリカで大谷選手がやられてるわーと感じてるんではないかな。揶揄され誹謗される存在としてのオオタニ。

翻訳関連では藤浪選手はそういった問題は出てこなさそう。鎌田氏はトレーナーが主で本職の通訳ではない。実際通訳としての実力は現地の人から訥々と話すこの通訳ダイジョーブかね?と思われているみたいだし、記者側も細かなことはハナから諦めて聞いてるだろう。そしてまだそんなに藤浪選手の言説がアメリカにおいて注目されておりませんっ!残念だ!もっとアメリカメディアよ、注目してくれ!一言一句を勝手に解釈してくれ!そういうのには慣れてるぞ、藤浪ファンは!(逆ギレ)

朝ボーっと見てたテレビ番組でイチロー氏が金言を述べていた。「楽な道を選ぶ者は、落ちるのも早い」いいこと言うなぁ。長く野球やっていくための投球フォーム改良と聞いています、藤浪選手寒いでしょうが踏ん張ってください。今日の試合で投げたんですね。雪降ってたって?怪我のないように!新しいフォームがしっくりくるところまではあともう少しかな。投げてるところどこかで見れたりするかなー。